心豊かなアロガライフを目指して
アロガの扉
マカナリー博士の軌跡
20世紀の発見「アセマンナン」
ビル・マカナリー博士は、薬理学と毒性学の博士です。
熱を出した時、やけどをした時、なんにでも使うアロエベラの働きに興味を持ち、その源を突き止めれば薬になるのではないかと考えました。
1980年代半ば、博士はとうとうアロエベラの本体を突き止めます。
それはアセマンナンと命名したマンノース多糖体でした。
博士はアセマンナンの構造を決定し、免疫細胞を活性化するという働きを明らかにし、アセマンナン関連を含む300を超える特許を取得しました。

アセマンナンが免疫系に働きかけることは明らかでしたし、毒性も全くありません。
しかし、毒性が全くないことからヒトの薬としては認められませんでした。
そこで博士は、サプリメントとして開発することにしました。
アセマンナンは、体の働きを無理矢理強めたり弱めたりするのではなく、良い状態に調整する栄養だと考えたのです。

ちょうどその頃、糖鎖の研究が急速に進んでいました。
糖鎖は糖が鎖状につながったもので、細胞表面のタンパク質や脂質と結びついて細胞の外側に産毛のように出ています。
細胞は、糖鎖を使って自分の情報を相手に伝え、また糖鎖を使って相手の情報を受け取り、細胞同士のコミュニケーションをはかります。
体を構成している約37兆個の細胞が正確に情報を伝え合うことは、健康を維持する上で非常に重要な働きです。
博士は糖鎖を構成する糖を「糖質栄養素」と呼び、新しい栄養概念を打ち立てました。
21世紀の挑戦「アポトーシス」
博士は常に「細胞が健康なら体は健康になる」と考えています。
しかし、細胞レベルの健康を叶えるためには、まだ不十分だと感じていました。
細胞同士の情報伝達だけでなく、細胞内の情報伝達が不可欠だからです。
「(遺伝子に)プログラムされた細胞死」とも呼ばれるアポトーシスの現象をテーマにした研究が、2002年にノーベル賞医学・生理学賞を受賞しました。
博士は、アポトーシスが細胞の健康に必須の基本機能だということに気づきます。

アポトーシスは、古くなった(寿命)細胞や不用になった細胞、不健康な細胞が除去される仕組みです。
細胞が除かれた後には、新しい細胞が生まれます。
細胞がきちんとした死を迎えないと問題が起こることもわかってきました。
21世紀は遺伝子研究の時代、栄養学も遺伝子に働きかける栄養へと発展しています!
アロガは細胞が自ら健康になる仕組みをサポートすることで、真の健康へと導きます。

《動画》ビル・マカナリー博士の研究の足跡とアロガ製品について
メルマガ 2022年 (121号~145号)
【121号】 2022-1-1
あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
021年が終わろうというタイミングで、新型コロナウイルス・オミクロン株が出現しました。
2022年も感染拡大を心配しながらのスタートになりましたが、感染リスクを伴う行動は控えつつ、私たちが持っている健康情報を伝えていきましょう!
私たちには、自ら健康になる仕組みが備わっています。
そして、それをサポートする解決策を持っています!
今年もご自身と大切な方々の健康が守られますよう祈念しております。

【122号】 2022-1-14
2022 キックオフ ミーティング①
1月12日にオンラインで開催した2022キックオフミーティングの内容を、何回かに分けてまとめておきます。
まず、ゲストスピーカーのジョン・ロリンズ博士のスピーチからスタートしましょう。
ジョン・ロリンズ博士は、米国特許庁の試験官時代にビル・マナカリー博士が発見したアセマンナンの特許を認可したことをきっかけに、長年にわたりマカナリー・ファミリーと交流があります。
紀元前400年ごろのギリシャの医者ヒポクラテスの有名な言葉をテーマに、栄養をきちんと取ることが病気の予防や治療に大事であるという内容でした。
「汝の食事を薬とし、汝の薬を食事とせよ」
健康的な食生活とは、体が本来の機能を果たし、健康な状態を保てるように、適切な食物から必要な栄養素を摂取するということです。
食生活が乱れると、高血圧や抗コレステロール、心臓病、肥満、糖尿病、がんなどのリスクを高めることがあります。
逆に、食生活によって病気のリスクを下げることもできます。
研究によれば、野菜や全粒粉、豆類、果物、木の実や種など植物中心の食生活は、がんをはじめとするいくつかの病気を予防したり、症状の改善・軽減につながることがわかってきています。
「汝の食事を薬にする」というアプローチは、従来の医療が不要だと言っているのではなく、健康的な食生活が病気の予防に大きな役割を果たすということです。
健康的な食生活がもたらすメリットをフル活用しましょう。
ヒポクラテスの諺は「食事=薬」「薬=食事」ということになるのでしょうか?
古代の医学において食事は重視されていましたが、ヒポクラテスの時代は食事と薬の違いが明確に区別されていませんでした。
食と薬は正反対の位置づけになってしまったのは、アリストテレスの時代以降のことです。

古来日本には「医食同源」という言葉があります。
『Japanese foods that heal』から日本人医師への問いかけを一部抜粋して紹介します。
著者ジョン&ジャン・べレミー夫妻は、医食同源とは単なる諺ではなく、より健康で充実した人生を送るための秘訣だと言っています。
著者:医師であり、かつ機能性食品や食材、健康に対するメリットに造詣が深いあなたが、なぜこの分野の研究や仕事をするようになったのですか?
医師:多くの病気は薬や手術だけで治すことができない。どの国でも医療費削減が求められており、薬と食事を組み合わせることで病気の予防に取り組んでいる。βグルカン、茶カテキン、フコイダン、ショウガなど伝統的な和食は健康的な長寿のカギである。
著者:免疫力を高める食事や飲み物を勧めるとしたら?
医師:免疫力のカギを握るのは消化器系である。よく噛んで飲み込んで消化すること。そして腸内細菌が活発化することが大事。消化器系が大事だからこそ、口から食べることが大事。βグルカンなどは腸のパイエル板を刺激したり腸から吸収されるので免疫力が強化される。
著者:免疫力を高める成分の中で多くのエビデンスと潜在力を持っているのはどれですか?
医師:1-3グルカン、1-6グルカンはもちろんのこと、茶カテキン、コリアンダの葉、種子エキス、梅、クルクミン、ムコ多糖体、マツタケなどは免疫系の活動量が下がるのを助けてくれる。
著者:健康へのメリットをますます求める社会に最も合致すると思われる研究は?
医師:緑茶や食物繊維などは、認知力を上げ慢性疾患のリスクを下げる可能性がある。特に緑茶に関する研究は興味深く説得力がある。
【123号】 2022-1-20
2022年キックオフZOOMミーティング②
ジョン・ロリンズ博士のスピーチを続けます(前半は122号をご覧ください)。
「汝の食事を薬とし、汝の薬を食事とせよ」という概念とアロガはどのようにリンクしているのでしょうか。
アロガ製品は、アポトーシスをサポートするように作られていて、これが細胞の健康のカギを握っています。
アロガとはサンスクリット語で健康で幸せな状態という意味、私たちの体は健康な状態であるように設計されています。
今度は私たちが体に必要とするものを与える番です。
「Wellness Begins Within」
「健康は自身の体から始まる」というスローガンは、健康への筋道を示しています。

アポトーシスとは、体が傷ついたり壊れたりした細胞を修復しつつ、新しい細胞の産生を助けることです。
アロガの製品に含まれる栄養素は、特定のアポトーシス経路をサポートするもので、古代の食事にも含まれていたものです。
パスウェイズ・コアとアロエの利点をおさらいします。
パスウェイズ・コアの成分のひとつにオオアザミ種子エキス※があります。
この植物は肝臓病治療において最も研究されている植物です。
3つの成分を総称したシリマリンは、抗酸化作用、抗炎症作用、抗がん作用、抗ウイルス作用があり、さまざまな原因による急性・慢性の肝臓病の治療に使われてきました。
また、脳を炎症や酸化ストレスから守る可能性があります。
別の成分のアムラ※には、ポリフェノール混合物が含まれています。
これは腎臓や心臓の酸化ストレスや繊維症を防ぎます。
これらはコアの成分のうちの2つです。
※成分の話では様々な作用や病名が出ましたが、アロガ製品は特定の疾病の診断や治療を目的としていないのでメルマガでは記載しません。
詳細は【アロガの扉】堺グループ専用サイト内<情報館>に記載しました。
また、成分については拙作小冊子「植物のチカラ」をご参照ください。
次にアロエです。
アロエベラはアロエ種の薬用植物のひとつで、昔から世界中で使われてきました。
ビル・マカナリー博士が発見したアセマンナン※※は、アロエベラの主要な活性多糖体のひとつです。
※※アセマンナンについては拙作小冊子「アセマンナン」をご参照ください。

上図のほかにも最近では歯科医学の研究も進んでいます。
アロエベラに関する研究は、医療分野でも食事の分野でも古来の使い方を検証することが中心でした。
そういった研究から科学的な証拠があがり、アロエベラの効能に対する科学的な裏付け「薬力学」もされてきています。
皮膚、消化器、免疫調節の治療において、アセマンナンは薬力学があります。
アセマンナンをさらに細かく検証していくと、断片化されたアセマンナンは点滴でワクチン効果を高めたり、マクロファージや樹状細胞のアセマンナン受容体を使って免疫系を同調させ、がん細胞を攻撃する作用があることがわかりました。
経口摂取した場合、アセマンナンは口や小腸、大腸の損傷個所の上皮細胞の修復を促します。
また最大のメリットは、糖の吸収を遅らせ、満腹感を高めることです。
大腸では腸内細菌によって分解されて短鎖脂肪酸になり、さらに健康へのメリットを高めます。
ウェルネス・パートナーの方にとって重要なのは、口を開けてこのいい成分を摂取しなさいということに尽きます。
【124号】 2021-2-2
2022 キックオフ ミーティング③
キックオフミーティングの最後は、大神社長のスピーチです。
2022年のマーケティング情報もあります。
WITHコロナ時代のビジネス構築
アロガ流の資産・財産形成に不可欠なのは革新性と信用
パンデミックによって生活変容を余儀なくされました。
外食、旅行、気の合う仲間と会うことなど自粛生活が続いています。
人との接触を避ける新しいライフスタイルとして、リモートワーク、オンライン飲み会、SNSを利用した会合、またペットと過ごすモフモフ時間も増えました。
ビジネスにおいても、UberEatsや出前館、オンサインサロン運営、ペット関連製品販売など、新しい形態が誕生しました。
一方で、怪しかったり不快感を抱くような、また実害をおこすようなビジネスも出現しています。
アロガでは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を活用し、革新的なビジネスモデルを導入しました。
iVXは、高度にパーソナライズされた魅力的な対話形式ビデオが体験できるデジタル・エクスペリエンス・ビルダーです。
簡単に数十人、数百人の方々へアロガのビデオを送ることが可能です。
これを送ることで、多くの知り合いをアロガのファンに変えていくことが可能です。
仮想空間の情報は人を惑わせます。
フェイクニュースがいい例です。投資話、仮想通貨などビジネスを煽るケースを散見します。
こんな世の中で信頼と構築していくにはどうしたらいいでしょうか?
いたってシンプルです。
1.アロガ製品をご愛用いただき、体の健康を実感・獲得する
2.ドクターズ・ミーティングに参加して知識を高める
3.そしてアロガのファンになる
2022年製品マーケティングについて
① パスウェイズBSゲルクリーム
・ゴールデンウイークごろ発売予定🎉
・シェイン・マカナリー博士とエリック・アグアイヨを迎えて発売記念地区大会を開催予定!
② エッセンシャルシリーズ『アロエ』を『グリクマーリ GlyKumari』に改名
・改名理由:他社アロエ製品とは全く異なるものだということを表したいという意見があった
・命名理由:グリはグライコから、クマーリはサンスクリット語でアロエのこと
・切り替え時期は今年後半の予定
③ アロガジャパン 第1回ナショナルコンベンション開催予定
日時:10月21日(金)14時~20時
場所:インターコンチネンタル東京ベイ
【125号】 2022-2-10
線維芽細胞ってなに?
2月は早春の美肌まつり2022が開催されています!
皮膚の健康をサポートするプラスBSを2本のお値段で3本購入できるキャンペーンです。
では、プラスBSがアプローチする線維芽細胞とはどんな細胞なのでしょうか?
線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作る細胞です。
コラーゲンは膠原繊維を、エラスチンは弾性繊維を作るタンパク質です。
どちらの繊維も強度や弾力性をもたらします。
ヒアルロン酸はグリコサミノグリカンで、水分をたっぷりと保持する性質があります。

膠原繊維や弾性繊維が網目状の構造を作り、そのすき間をヒアルロン酸が埋めることで、しっかりとした土台が出来上がります。
この土台を結合基質といいます。
線維芽細胞は、他の免疫細胞などと一緒に結合基質の中に点在しています。
線維芽細胞と結合基質を合わせて(線維性)結合組織といいます。
このような構造をもった結合組織は皮膚の真皮だけでしょうか?
皮膚は最大の臓器ですから割合としては一番大きいのですが、その他にも腱やじん帯、筋膜や骨膜、血管外膜や大動脈壁、脾臓やリンパ節、骨髄といったところにも線維芽細胞がいて、同じ構造の結合組織を作っています。
プラスBSでサポートするということは、真皮のみならず他の場所の結合組織もサポートすることにつながりそうですね。
美肌は関係ないから、他の部分をサポートしたいからと思っている方も是非一度プラスBSを試してみませんか。
結合組織をわかりやすく解説している動画を見つけました。
ご興味があればクリックしてみてください😉
☆ゴロー/イラストで学ぶ体の仕組み☆
【126号】 2022-3-2
チラシ作ってみました♪
製品説明をしたいのだけど、何を話したらいいかわからない。
初めはセラジェルだけお勧めしたい。
そんなお声をたくさんいただいていました。
そこで、パスウェイズ・コア、エッセンシャルズ・アロエ、セラジェルそれぞれの簡単なチラシを作ってみました♪
会社作成のオフィシャル資料ではありませんので、個人的に使っていただけると嬉しいです。
パスウェイズ・コア⇩

エッセンシャルズ・アロエ⇩

セラジェル⇩

ご家庭でプリントアウトできるようにPDFファイルを公開します。
【アロガの扉】会員サイトの《情報館》から取り出せるようにしてあります。
コア&アロエセットのチラシ、イノベーションセットのチラシもあります♪
また、以下のリンクからもアクセスできます。
【127号】 2022-3-14
プラス製品とは?1
アポトーシスをサポートする画期的なパスウェイズ製品には、各システムに特化したプラス製品があります。
プラス1は「免疫サポート」、プラス2は「骨・関節・ホルモン」…なのですが、何をどのようにサポートするのかイメージしにくいかもしれません。
プラス1の免疫システムと聞いて何を思い浮かべますか?
自然免疫や獲得免疫で働く免疫細胞群でしょうか?
最前線で働く免疫細胞は非常に大事な細胞です。
病原体や感染細胞などは攻撃を仕掛けて排除します。
一方で、自分の細胞や常在菌などの味方は守っています。
そんなイメージでしょうか?
では、免疫細胞を作っている臓器はイメージの中にありますか?
免疫システムをコントロールしている臓器はイメージの中にありますか?
胸腺、骨髄、脾臓、扁桃腺、リンパ組織などが正常に働かないと、免疫システムは成り立ちません。

車や掃除機、パソコンなど日常生活で使っているものが壊れたら困りますね。
手入れや修理、時には買い替えをします。
市場に物品が消えない限り、製造工場にまで想いを馳せることはないですよね。
では、体内の免疫システムはどうでしょう?
白血球やリンパ球、マクロファージなどの細胞が壊れたら困りますよね。
修復をしますが、修復できなければアポトーシスで除去し、新しい細胞を生み出します。
では、免疫細胞を作っている臓器やコントロールしている臓器はどうなってますか?
臓器もあなたの細胞でできている体の一部です。
修復、除去、再生を繰り返して正常な働きを保つ機能が備わっています。
正しく稼働するかどうかはあなた次第です。
そこでプラス1は、臓器で作られた免疫細胞のみならず、免疫システムに関係する臓器の健康もターゲットに製品づくりをしています。
【127号】 2022-3-14 (表示ミス)
プラス製品とは?2
前回(126号)では、免疫サポートを考える時、最前線で働く免疫細胞だけでなく、免疫細胞を作る/支える臓器にも想いを巡らせましょう、と書きました。
同じように、内分泌(ホルモン)系のサポートを考える時も、ホルモンそのものだけでなく分泌する臓器のサポートもイメージしてみませんか。
脳の松果体と下垂体、のどにある甲状腺、腎臓の上にある副腎、ちょっと隠れていて分かりにくい場所にある膵臓、男性は精巣、女性は卵巣がホルモンを分泌する臓器/組織(分泌腺といいます)です。

プラス2は「骨・関節・ホルモン」サポートとあるように、骨や関節の健康とホルモンバランスは密接なつながりがあります。
骨は体の構造を維持する重要な臓器です。
再生周期は3~5年、骨芽細胞と破骨細胞が適切なバランスで働くことで健康な骨を維持しています。

分泌腺から放出される成長を促すホルモン、栄養の吸収代謝にかかわるホルモン、ミネラルの調節をするホルモン、エネルギーレベルを調節するホルモンなど、さまざまなホルモンが骨の形成に関係しています。
骨の健康を考えたいのであれば、カルシウムやビタミンDなどの栄養はもちろん大事ですが、それだけでなく骨に作用するホルモンを供給する臓器/組織の健康も一緒に考えましょう。
また、骨はホルモンを受け取っているだけではありません。
骨からもホルモンが分泌されています。
骨ホルモンは膵臓、肝臓、腸、脂肪細胞などさまざまな別の臓器に情報を送っています。
骨は骨格を維持するだけでなく、分泌腺と一緒に体のバランスを維持する大事な臓器なんです。
また、骨髄では血液細胞を作っていますから、骨の健康は血液の健康にもつながります。
毎日の習慣にプラス2を加えて、体全体のバランスを整えていきましょう!
【128号】 2022-4-26
プラス製品とは?3
プラス3は脳・神経のアポトーシスをサポートする製品です。
今回は脳と神経について考えてみましょう。
脳と神経、どのようなイメージを持っていますか?
免疫系、内分泌系と並んで体の三本柱を担う神経系は、神経細胞同士が鎖状につながって形成されます。
厳密にはほんの少しだけ間が空いています。

こんな図を想像しましたか?
実は、神経系を形成している細胞は神経細胞だけではないんです。
神経細胞の約10倍にも及ぶ数のグリア細胞が、神経細胞の働きをサポートしています。
イメージしやすい絵を見つけたので拝借(笑)
嫌になるくらい複雑ですよね。。。

グリア細胞は、ミクログリア、アストロサイト、オリゴデンドロサイト。
主な働きを押さえておきましょう。
ミクログリアは、マクロファージのような貪食細胞です。
アルツハイマー病でよく聞くアミロイドβやタウタンパク質を食べて除去するのがミクログリアです。
脳の免疫担当細胞として、貪食だけでなく、様々な情報伝達物質を放出して脳内をコントロールしています。
しかし、ミクログリアが異常に活性化すると状況を悪化させる二面性があることがわかってきて、この分野はホットな話題です。
アストロサイトは、神経細胞を構造的に支持しています。
血管に絡んでいますよね。
アストロサイトは血管から神経細胞へ栄養を届けます。
そして特に重要なのは、血液脳関門を構成する細胞だということです。
血液脳関門とは、脳に入ってもいい血液中の物質と悪い物質を仕分ける「関門」です。
医薬品開発では往々にして血液脳関門が障害になります。
ちなみに、プラス3に配合されている有用成分は血液脳関門を通過できます。
ミクログリア同様、アストロサイトの異常は、神経細胞死や炎症促進など病気につながる変化をもたらします。
オリゴデンドロサイトは、神経細胞のミエリン(髄鞘)を形成する細胞です。
今回はちょっと難しい話になってしまいました💦
でも、神経細胞の細胞死を最小限に留めるためには、その周辺の細胞の健康がとても重要であることをお伝えしたかったんです。
グリア細胞は、修復・アポトーシス・再生をする再生細胞です!
血液脳関門を通過して、脳の栄養になるプラス3は健康な脳をサポートします。
【129号】 2022-5-8
プラス製品とは?4
プラス4は消化器官のアポトーシスをサポートする製品です。
消化器官と聞いてイメージするのはどんな臓器ですか?
口から始まって、胃、小腸、大腸(結腸)までが食べ物の通り道です。
でも消化器官はそれだけではなく、消化に関わる膵臓、肝臓、胆のうも含まれます。
下図は、2020年に悪性新生物(いわゆるガン)で亡くなった人数を種類別に分類したものです。
消化器官のガンがほぼ半分を占めているのがわかります。

消化器官の細胞は、食事のたびに働くのですから、寿命はすぐにやってきます。
どんどん新しい細胞に入れ替わって、消化吸収が滞りなく行われるようにしています。
逆に言えば、細胞が傷つく頻度が高く、うまく除去できないとガンになりやすくなるということですね。
まさに数字が物語っています。
ならば、細胞ひとつひとつのアポトーシスをサポートしていけば、この数字は下がると思いませんか?
プラス4を食事習慣に加えて、健康な消化器官を手に入れましょう!
【130号】 2022-5-24
BSゲルクリーム発売記念号
5月19~22日に行われたナショナル・ミーティングで、BSゲルクリームの発表がありました。
ポイントをまとめてお伝えするとともに、キャンペーンのお知らせです。
(キャンペーンの詳細は下記をご覧ください)

BSゲルクリームはアポトーシスをサポートすることで肌を健康に保つことを目的とした、画期的なスキンケア製品です。
全身の皮膚の面積は1.6平方メートルにも及びます。
表皮は基底層から始まり、角化して最後はアカとなって落ちていきます。
順調に退化し、入れ替わることが必須です。
この過程に乱れが生じると、皮膚の健康は保てなくなります。
乱れの原因は様々あり、よく言われるのは食生活や乾燥ですが、乱れはがんの原因にもなり得ます。
体の中で起こっているアポトーシスはイメージしにくいかもしれませんが、
BSゲルクリームは。。。
アポトーシスを見える化します!
肌の健康は、健康な体がなければ成り立ちません。
アロガは、体の中から外からアポトーシスをサポートする、スキンケア・レジメンを提供します!
成分
水、グリセリン、BG、ダマスクバラ花水、ホホバ種子油、アンズ核油、ニコチンアミドモノヌクレオチド、アロエベラ葉エキス、ベタイン、ポリ(トリペプチド‐6)、マンゴスチン果皮エキス、クロレラ/シロバナルーピンタンパク発酵物、クインスシードエキス、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、アシタバ葉/茎エキス、グリチルリチン酸2K、カルボマー、トラガカントゴムノキガム、キサンタンガム、ヒアルロン酸Na、加水分解水添デンプン、グリコシルトレハロース、水添レシチン、水酸化Na、水酸化K、変性アルコール、ベンチレングリコール、フェノキシエタノール
スペシャルゲスト 酒木茂さん(コスメティック・サイエンティスト)への質問&回答
Q:BSゲルクリームの特長は?
A:表皮のターンオーバーには水分がとても重要なので、保湿力を重視しました。
Q:原料について特長的なことがあれば教えてください。
A:とにかく一番苦労したのが原料集めです。これだけ多種類の材料を使うのは初めてでした。マカナリー博士が指定した原料、良いと思われる原料、今まで自分(酒木さん)が使ってきた原料などを使っています。一部海外から(スイスとか)取り寄せているものもありますが、基本的には日本製の原料にこだわりました。品質や入荷が安定しているというのが理由です。また、水と油を合わせるのに通常は界面活性剤を使うのですが、水添レシチンを使いました。レシチンは食品に含まれている安全性の高い成分です。
Q:あまり知らない原料も入っているのですが、いくつか教えてください。
A:クロレラ/シロバナルーピンタンパク発酵物は、脂肪細胞を活発化するというデータがある成分です。表皮に塗って脂肪細胞に届くのかどうかという疑問はありますが、実際には肌がふっくらします。よく豊乳系のクリームで使われます。
また、グリチルリチン酸2Kは抗炎症作用をもっています。
Q:紫外線効果はありますか?
A:吸収材や反射材は使っていないので、必要に応じてUVケア製品をお使いください。
Q:例えば湿疹やアトピーなど肌トラブルがある人はいかがですか?
A:刺激を感じるような成分は入れていないので基本的には大丈夫だと思います。特に保湿が必要な肌質なので、落ち着いていくことを期待します。ただ、状態は人それぞれなのでご判断にお任せします。
Q:オールインワンゲルの位置づけは?
A:その名の通り、水分と油分をひとつの製品で供給できるものです。基礎化粧品は水もの(化粧水、乳液、美容液など)から始めて、最後は油もの(美容クリーム、アイクリーム、ナイトクリームなど)で水分を閉じ込めます。BSゲルクリームは水ものと油ものの中間に位置します。基本的にはBSゲルクリーム1つで完結するように作っています。
Q:他の製品を使いたいときは?
A:季節によって肌の状態は変わりますから、もし化粧水を使いたいのであれば化粧水の後にBSゲルクリームを、アイクリームを使いたければBSゲルクリームの後にアイクリームをといった具合に組み合わせてみてください。BSゲルクリームの2度付けもいいと思います。
【131号】 2022-6-11
プラス製品とは?5
プラス5は循環器系のアポトーシスをサポートする製品です。
循環器系は、血液を送り出すポンプ役の心臓と、全身をめぐる血管の両方を含みます。
心臓はとても大事な臓器ですが、血管の健康もとても重要です。
血管の健康はどのように把握していますか?
血圧測定や血液検査で、定期的に数値を把握していることでしょう。
でも、血管を構成している細胞の健康はなかなか測れませんね。
実は、循環器系では血管の内側を構成する内皮細胞がとても重要なんです。
まず血管の構造を簡単に見ておきましょう。
動脈や静脈といった太い血管は3層でできています。
外膜・中膜(平滑筋細胞)・内膜(内皮細胞)です。
一方、全身の隅々にまで栄養や酸素を送ってくれる毛細血管は、内皮細胞だけの1層でできています。
太い血管も細い血管も、血液と直接触れる内皮細胞の健康がカギを握ります。

内皮細胞は単なる内張ではなく、さまざまな機能を担っています。
例えば、内皮細胞は一酸化窒素を介して血管の収縮と弛緩をコントロールしています。
また、血液が固まらないように、あるいは必要があれば固まるようにコントロールしています。
血管が切れてしまったり詰まってしまったときは、新しく作り直します(血管新生)。
血管は閉じた世界ではなく、血管の中から外へ出ていくゲートでもあります。
傷を負ったとき、血管内から白血球などが外の組織へ染み出すことで傷を治します。
食べ物の中に入っているものでも、通っていいものとダメなものが選択されています。
脳には血管脳関門と呼ばれる組織があって、通っていいものとダメなものは厳密に選択されています。
ほんの少し例を挙げただけでも、内皮細胞の健康はとても大事ですよね。
しかし、日常生活にはこの健康を脅かすものがたくさんあります。
喫煙、糖尿病などの生活習慣病、運動不足、肥満、酸化ストレス、加齢 etc.
もし内皮細胞機能が悪くなってしまったら、下図のようなさまざまな障害の原因になってしまいます。
血管内皮細胞は他の細胞同様、アポトーシスで細胞レベルの新陳代謝を行っています。
プラス5で血管の若返り、ひいては体の若返りを目指しましょう!

【132号】 2022-6-28
オオアザミ(Milk Thistle)
Arogaでは、Facebookの『Wellness Begins Within』というグループでも情報発信しています。
コアに配合されている成分についての投稿がありますので、関連情報を加えてメルマガで共有したいと思います。
なお、堺グループではFacebookの『健康な細胞の体験談』というグループでも情報共有しています。
オオアザミ *至高の肝臓保護剤*
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オオアザミは、2000年~3000年以上前から薬草として使用されてきた歴史があります。また、ロシアアザミとも呼ばれ、原産地は南ヨーロッパとロシアですが、北アメリカでも盛んに栽培されています。テオフラストス(紀元前372年~286年-植物学者でアリストテレスの共同研究者、『植物への探究』を執筆)は、オオアザミの根を蜂蜜と混ぜたものを咳止めとして推奨しているそうです。
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オオアザミ種子のチンキは、濃縮された有効成分が最も多く含まれています。葉は青菜として食べることができ、また葉、茎、種は滋養強壮のための煎じ薬として使うことができます。オオアザミは肝臓と胆嚢を癒し、保護するハーブとして最もよく知られており、黄疸、胆石、肝硬変、血液浄化、肝臓・脾臓・胆嚢の強壮剤として使用されています。
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オオアザミは消化を良くし、食欲を増進させ、母乳を増やし、頭痛を和らげます。また 肝臓を毒素から守るだけでなく、再生を助けることができます。オオアザミ種子のチンキは、野生の毒キノコから身を守るものとして知られています。定期的に使用することで、放射線、化学療法、ホルモン、有機塩素やその他の環境毒汚染によるダメージから肝臓を保護します。また、活性酸素によるダメージから肝臓を保護します。ダメージを受けた肝臓の再生を促します。
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免疫賦活作用があり、病原因子から肝臓を保護します。オオアザミ種子のチンキは、スーパー抗酸化物質であるグルタチオンレベルを35%増加させる作用があります。
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グルタチオンは元々、戦争中に兵士を放射線やその他の毒素から守るために与えられていたものです。
オオアザミは、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
肝臓は症状が進行しないと気が付かないことから、沈黙の臓器と呼ばれます。
残念ながら近年、慢性肝疾患を患う患者は世界中で増加していて、対策が急がれています。
慢性肝炎は、肝臓で炎症が起こり、炎症が原因で肝臓の主たる働きをしている肝細胞が長期間にわたって壊れ続ける病気です。
慢性肝炎が持続すると、肝細胞が壊れた跡に線維が沈着し、肝臓が硬くなる肝線維化が起こり、さらに進行すると肝硬変になります。
肝硬変が進行すると、浮腫、腹水、黄疸などの症状がみられるようになります。
肝線維化が進むにつれて、肝がんを発生しやすくなります。

肝臓は比較的再生速度が速い臓器です。
日頃のケアがいきる臓器でもありますね。
アロガでは、パスウェイズ・コアはもとより、プラス1、プラス3、プラス5、プラスBSにオオアザミを配合しています。
【133号】 2022-7-9
バコパ(Bacopa)
Arogaでは、Facebookの『Wellness Begins Within』というグループでも情報発信しています。
コアに配合されている成分についての投稿がありますので、関連情報を加えてメルマガで共有したいと思います。
なお、堺グループではFacebookの『健康な細胞の体験談』というグループでも情報共有しています。
バコパ・モニエリ *優美の葉*
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バコパは、インド南部と東部の湿地帯、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、北南米に自生しています。
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バコパは何世紀にもわたって伝統的なアーユルヴェーダ医学で使用されてきました。ブラフミーと呼ばれることもあります。
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バコパは、思考、学習、記憶に関与する特定の脳内化学物質を増加させると考えられています。また、アルツハイマー病に関与する化学物質から脳細胞を保護する作用もあります。
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バコパは強力な抗酸化物質です。バコパの主な活性化合物は、フリーラジカルを中和し、脂肪分子がフリーラジカルと反応するのを防ぐことが確認されています。
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バコパにはバコサイドという活性化合物が含まれており、細胞の受容体部位での情報伝達を担っています。その結果、私たちの長期記憶を向上させます。
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バコパは発作の頻度を減らすという研究結果が出ています。
バコパは、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
バコパは、神経系や脳機能をサポートする薬草として使われています。
このような神経系に作用するハーブ類はノートロピックスと呼ばれます。
脳に作用するものを考える時、一番に考慮しなければならないのは「脳の中に入ることができるのか?」ということです。
脳の血管には血管脳関門と呼ばれる仕組みがあり、血管を通過できるものとできないものを明確に区別しています。
バコパの有効成分は、血管脳関門を通過することができます!

バコパの有効成分バコサイド(数種類あります)は、大脳皮質のGABA受容体に作用することで、てんかんの治療薬になるのではないかという研究があります。
また、アミロイドβに作用することで凝集を防ぎ、神経細胞のダメージを軽減するという研究、さらには強力な抗酸化作用によって過剰な活性酸素を捕捉し、ミトコンドリの損傷や脂質の過酸化を防ぐ働きが確認されています。
このように、古来から薬草として使われているバコパの科学的裏付けが明らかになってきています。
アロガでは、パスウェイズ・コアはもとより、プラス1、プラス3、にバコパを配合しています。
【134号】 2022-7-26
カバノアナタケ(Chaga mushroom)
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カバノアナタケ *キノコの王様*
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カバノアナタケ(Inonotus obliquus)は、北半球の白樺の木に生えます。暗い土の塊に似ていることが多く、外面の下に明るいオレンジ色の組織があります。
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カバノアナタケには、健康に役立つと研究されている抗酸化物質と植物性化合物が多く含まれています。
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健康的でバランスのとれた食事の一部としてカバノアナタケを摂取することは、酸化ストレスを軽減し、悪玉コレステロールを下げ、免疫機能をサポートすることが期待されます。
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高レベルの抗酸化物質に加え、この種に含まれる豊富な生物活性化合物により、このキノコの王様は最も人気のある種の1つとなっています。
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カバノアナタケの主な生理活性化合物は、β-グルカン多糖類、テルペノイド、フェノール類、メラニンです。さらに、カバノアナタケには、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルが含まれています。これらの栄養素は、免疫システムを構築し、炎症を予防するのに役立ちます。
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カバノアナタケは、グルコースレベルをサポートし、インスリン抵抗性を緩和することが知られています。
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カバノアナタケの抗炎症作用と免疫調整作用は、免疫の健康、血糖値、若々しさをサポートするだけでなく、炎症のサポートは肌の敏感さを抑え、肌全体の健康をサポートすることができます。カバノアナタケの生物活性化合物が、髪、肌、爪の強さをサポートすることは言うまでもありません。
カバノアナタケは、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
カバノアナタケは、ヒポクラテスが使った記録が残っているほど昔から使われてきたキノコです。
キノコ類に共通する免疫調節作用をはじめとして、抗酸化、抗炎症、抗菌、抗ウイルス、血糖調節作用など、健康維持には欠かせない働きを持っています。
毒は全くなく、体全体を整えるアダプトゲンのひとつになっています。
さて、日本は新型コロナウイルス感染症の第7派を迎えることになってしまいました。
政令指定都市や観光地だけでなく、文字通り日本全国に広がりをみせており、どんな感染対策をしたらいいのだろうかと悩んでいる方も多いと思います。

基本的な感染予防はしつつ、アロガならではのプラスアルファを考えていきたいですね。
そこで、こんな論文を見つけましたのでご紹介します。
『天然薬用ハーブ・キノコの抗ウイルス、抗炎症作用とSARS-CoV-2感染症について』
ハーブでは、プルネラ(和名ウツボクサ)、ニンニク、ショウガなど、キノコでは椎茸、舞茸、霊芝、クロレラ、そしてカバノアナタケが評価されています。
特にカバノアナタケは、伝統医学において鼻咽頭の炎症を軽減するキノコとして使われていたこともあり、有力な候補として取り上げられています。
ヒトでの新型コロナウイルス感染の評価は難しいのですが、他のウイルスを使った動物実験でカバノアナタケの抗ウイルス活性は評価されています。
ある研究では、ネコカルシウイルス、ネコヘルペスウイルスI、ネコインフルエンザウイルス、ネコ伝染性腹膜炎ウイルス、ネコ汎白血球減少症ウイルスなどネコウイルスに対する効果が実証されています。
またマウスを用いた実験で、パンデミックインフルエンザウイルスの感染を抑制する効果が認められおり、抗ウイルス薬タミフルに匹敵する効果だということです。
天然物が素晴らしいのは、ウイルスの種類に関わらず、抗ウイルス効果を発揮することですね。
治療薬としてではなく、日々の食生活に取り入れることで体の抵抗力を高めていくのが、まさに「汝の食を薬とし、汝の薬は食とせよ」です。
論文で評価しているニンニクやショウガ、椎茸や舞茸は簡単に食卓に取り入れられる食材です。
そこにアロガ製品を加えることで、さらなる予防に努めましょう!
【135号】 2022-8-8
アムラ果実(Phyllanthus emblica L.)
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アムラ果実 *スーパーフルーツ*
・アムラは、インドやその周辺の国々で栽培されており、「スーパーフルーツ」として世界中で支持されています。100グラムの新鮮なアムラの実には、オレンジ20個分のビタミンCが含まれているそうです。
・アムラベリーに含まれる抗酸化物質とビタミンは、いくつかの健康上の利点をもたらします。アムラに含まれる高濃度のビタミンCは、体が病気から回復するのを助けます。
・アムラベリーには、記憶力の向上などの効果があるとされる化学物質、フラボノールも数種類含まれています。
・アムラのアルカリ性の性質は、消化器官をクリアにして強化することが知られています。
・アムラに含まれる高い食物繊維は、便秘を治すので、消化器系に優れています。
アムラには抗炎症作用もあるため、乾燥したアムラの粉末は、胃酸過多を治し、胃潰瘍を予防するために使用することができます。
・アムラ果実に含まれる水溶性食物繊維は、体内ですぐに溶けるので、体が糖を吸収する速度を遅くする働きがあります。そのため、血糖値の上昇を抑えることができます。また、アムラベリーは2型糖尿病の人の血糖値や脂質の数値に良い影響を与えるそうです。
・アムラベリーは、目の健康を向上させる鍵となるビタミンAを豊富に含んでいます。ビタミンAは視力を向上させるだけでなく、加齢黄斑変性症のリスクを下げる可能性があります。
・アムラに含まれる植物性栄養素と抗酸化物質は、脳細胞を攻撃しダメージを与えるフリーラジカルと戦うことで、記憶力に効果を発揮します。アムラの高濃度ビタミンCは、認知症の人の脳機能を改善すると考えられている神経伝達物質、ノルエピネフリンの体内での生成を助けます。
アムラ果実は、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
アムラは古代インド神話によると「宇宙で最初に生み出された木」とされているほど、最も人気のある植物のひとつです。
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、不安、皮膚や目の灼熱感の軽減、貧血状態の改善、男性の生殖器系と健康を助け、消化を促進し、肝臓の健康を改善し、循環器系の強壮効果を発揮するとしています。
現代でも、さまざまな動物やヒトにおいて、抗酸化活性、抗高脂血症や抗糖尿病活性、抗がん活性、抗炎症活性、消化管や神経保護活性が認められています。
このように、天然の果実そのものにさまざまな働きがあることから、機能性/栄養補助食品の原料として注目されています。
インド原産のアムラ、今では世界各地で栽培されています。
しかしながら、豊富に含まれているとされるさまざまな成分は、栽培品種や生育環境に大きく影響されることが分かっています。
アロガでは、有効成分がもっとも含まれているアムラをスタンダードとし、入荷する原料ごとに化学分析を行って組成を確認しています。
これは他の原料についても同じです。
巷でアムラそのもの、あるいはアムラを含む製品を見ることがあるでしょう。
でも、「アムラ」はみんな同じ「アムラ」ではないんですよ。
原料ひとつひとつにこだわって作ったアロガ製品の実力を実感してください!
【136号】 2022-8-26
ツボクサ(Centella asiatica(L.) Urb.)
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ツボクサ *長寿のハーブ*
・ツボクサは、伝統的な中国、インドネシア、アーユルヴェーダ医学の定番薬草です。実践者は、この薬用植物には、脳力を高め、皮膚のトラブルを癒し、肝臓と腎臓の健康を促進する力があると言います。
・代替医療の実践者は、ツボクサを抗炎症効果や精神的健康全般を促進するために使用しています。ハーブのいくつかの利点はさらに研究が必要かもしれませんが、ツボクサはあなたの健康と幸福を改善するのに役立つかもしれません。
・研究では、ツボクサのサプリメントが、糖尿病性微小血管症の被験者の静脈の機能を改善することが示されました。
・不安、ストレス、うつ病を治療する能力があると認識されていることから、ツボクサは、これらの状態に時に付随する不眠症の治療にも使用されるかもしれません。このハーブ療法は、不眠症やその他の睡眠障害の治療に使用される処方薬の安全な代替品であると考える人もいます。
・ツボクサは、妊娠線の目立ちを抑える効果もあります。ツボクサに含まれるテルペノイドは、体内のコラーゲン産生を増加させます。これは、新しい妊娠線が形成されるのを防ぐだけでなく、既存の妊娠線を治すのに役立つと思われます。
ツボクサは、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
ツボクサは、バコパ(メルマガ133号)同様、神経系や脳機能をサポートする薬草ノートロピックスです。
しかし古来から、脳や神経系だけでなく、消化器疾患、皮膚疾患、発熱などの治療に幅広く使われています。
ツボクサはプラスBSにも配合されていますので、皮膚疾患に関する情報も気になるところではありますが、今回は長寿のハーブたる所以を探ってみたいと思います。
近年の研究によって、ツボクサには抗潰瘍、細胞保護、抗炎症、抗酸化、ミトコンドリア保護作用などがあることがわかっています。
ミトコンドリアの機能不全や酸化ストレスが、老化やアルツハイマー病、パーキンソン病などの神経変性疾患の主要因であることから、ミトコンドリアの健康がアンチエイジングの鍵を握ると考えられています。

ミトコンドリアは、酸素と栄養からエネルギーを作り出す細胞小器官です。
エネルギーを作るときには必ず、フリーラジカルとして知られる活性酸素種(ROS)ができます。
フリーラジカルが過剰になると、強力な酸化力で遺伝子や細胞膜などさまざまな場所にダメージを与えます。
アポトーシス経路を理解している方は、ミトコンドリアの酸化状態からスタートする内因性アポトーシス経路を思い浮かべることでしょう。
脳は、エネルギーをたくさん消費する臓器であり、また脂質をたくさん含んでいる臓器なので、ミトコンドリアの健康は特に重要です。
ツボクサは、神経保護活性を発揮するのに十分な濃度で血管脳関門を通過できることがわかっています。
ミトコンドリアは脳や神経細胞だけでなく、すべての細胞に数百から数千個も存在します。
日々の栄養補完で、長寿のハーブツボクサを摂取していきたいですね。
アロガでは、パスウェイズ・コアはもとより、プラス1、プラス3、プラスBSにツボクサを配合しています。
【137号】 2022-9-10
ノニ(Morinda citrifolia)
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ノニ *健康植物の女王*
・ノニは伝統的に風邪、インフルエンザ、糖尿病、不安、高血圧、またうつ病や不安症に使用されてきました。
・ノニジュースとは、モリンダシトリフォリアの木の実から抽出されるトロピカルドリンクです。
・この木とその果実は、東南アジア、特にポリネシアの溶岩流地帯に生育しています。
・ノニ(NO-neeと発音)は、マンゴーサイズのゴツゴツした果実で、黄色い色をしています。とても苦く、独特の臭いがあり、臭いチーズに例えられることもあります。
・ポリネシアの人々は、2000年以上前からノニを伝統的な民間療法に使ってきました。便秘、感染症、痛み、関節炎などの健康問題の治療によく使われます。
・ノニジュースは、関節の健康、身体的持久力の向上、免疫活性の増加、タンパク質の糖化の抑制、体重管理の補助、女性の骨の健康維持、正常な血圧の維持、歯茎の健康増進に役立つことが、ヒト介入研究によって示されています。
・さらに、食べ物をエネルギーに変えるのを助けるなど、体内で多くの重要な役割を果たすビタミンB群であるビオチンと葉酸の優れた供給源でもあります。
ノニは、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
ノニは健康食品業界で良く知られた植物ですね。
インドネシア原産で、数千年前から常用されていたとされ、海洋民族が南下や東に移動することで広まっていきました。
溶岩流の多い土地で生育することから、ポリネシアで多く産出されています。

人類が世界中に広まっていった過程で、各地に伝統医学が発達しました。
三大伝統医学と言われるのが、インドのアーユルヴェーダ、中国の中医学、ギリシャ医学を起源とするユナニ医学ですが、ポリネシアにもラアウタヒチと呼ばれる伝統医学があります。
ラアウタヒチは「タヒチの薬」という意味で、ノニは重要な薬用植物として使われています。
アーユルヴェーダのアムラと同じですね。
世界各地で伝統的に使われてきた薬用植物を厳選して配合したのがアロガのパスウェイズ製品です。
アロガでは、パスウェイズ・コアはもとより、プラス1、プラス2、プラス3にツボクサを配合しています。
【138号】 2022-9-20
トンカットアリ(Eurycoma longifolia)
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トンカットアリ *ジャックまたはロングジャック*
・トンカットアリは、何世紀にもわたって一部の東南アジアの伝統医学で使われてきた薬草です。
・発熱、勃起不全、細菌感染など様々な病気の治療、ストレス解消、体質改善などによく使われます。
・媚薬として最もよく知られていますが、トンカットアリは伝統的な民間療法で多くの用途があります。東南アジア原産のトンカットアリ(Eurycoma longifolia)は、クアシノイド、アルカロイド、フラボノイド、生物活性ステロイドなどの植物化学物質が豊富に含まれる花潅木です。
・トンカットアリの汎用性により、フィットネスやスポーツ界で広く親しまれている機能性成分として、幅広い応用が可能です。トンカットアリを配合することで、筋力や筋肉の成長において、より高いパフォーマンスを発揮することができます。
・トンカットアリは同化作用が強く、タンパク質を多く含んでいます。科学者による以前の発見によると、トンカットアリの摂取が、活動的な健康な成人の筋肉量を増加させることに成功したことが示されています。
・トンカットアリは、怒りや緊張、混乱など、気分やストレスレベルに影響を与える要因を軽減することが科学者によって証明されています。この分野でのトンカットアリの利点は、うつ病やストレスの多い状況を経験している人に役立ちます。
トンカットアリは、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
上記の情報の参照元には、信頼性と信頼スコアの一覧が載っています。
この評価は、科学的調査結果やその他の公的文書に基づいて、独立した健康専門家のグループによって実施されたものです。

トンカットアリは、テストステロンの分泌を促す働きが証明されており、性欲回復、精子の数を増やす、筋肉量を増やすなど、男性機能をサポートすることで古来から使われてきました。
一方で、骨密度の改善や、ストレス軽減、気分の改善など、女性にも嬉しい働きがあることもわかってきています。
マカやヤマイモとはまた違った化合物による働きによって、ホルモンバランスを整えます。
複数の植物を組み合わせることで、相乗効果が期待できますね。
アロガでは、パスウェイズ・コアはもとより、プラス1、プラス3にトンカットアリを配合しています。
【139号】 2022-10-3
マカ(Lepidium meyenii)
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マカ *ペルー高麗人参*
・マカはアンデス山脈で栽培されるペルーの植物です。アブラナ科の野菜で、ブロッコリーやキャベツ、ケールなどと近縁種であることを意味しています。
・マカにはフラボノイドが含まれており、気分を改善し、不安を軽減すると考えられています。14人の閉経後の女性を対象とした研究で、マカは不安感や抑うつ感を軽減する可能性があることがわかりました。
・マカは何世紀も前から生殖能力と性欲を高めるために使用されてきました。
・マカはアダプトゲンハーブで、すべてのアダプトゲンに共通しているのは、体が環境ストレスに適応するのを助けることができることです。
・マカを摂取する一般的な理由の1つは、カフェインを含まないエネルギー補給のためです。
・別の研究では、マカと更年期障害の症状軽減との関連性が示されています。ある研究では、マカを含む錠剤を1日2錠摂取した閉経後の女性は、ほてりや寝汗などの症状が軽減されたことがわかりました。
・別の研究では、参加者の骨密度が増加したことが明らかになりました。その研究によると、マカには骨の健康に重要な栄養素である多価不飽和脂肪酸が含まれているからだろうとのことです。
マカは、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
マカは、体が環境ストレスに適応するのを助けるアダプトゲンのひとつです。
アダプトゲンは、免疫系を強化し、ホルモンバランスを整えて、健康的なエネルギーレベルと副腎の健康をサポートすることができます。
しかし、マカは、アダプトゲンだけでなくスーパーフードとしても知られています。
スーパーフードとは、カロリーに比べて栄養素が非常に多い栄養密度の高い食品のことです。
マカは、ほぼすべての必須アミノ酸を含み、その他にも植物栄養素、脂肪酸、ビタミン、ミネラルを多く含んでいます。
カルシウムは牛乳よりも多く含まれると言われています。
パスウェイズ・シリーズの特許申請には、アダプトゲンと見なされる少なくとも1つの他の成分を含むことが請求項に記載されています。
マカの他、アムラ、カバノアナタケ、霊芝、バコパ、ツボクサは、アダプトゲンです。
厳選した複数の原料を、独自の配合で組み合させたパスウェイズ製品は、さまざまな角度から健康を包括的にサポートするように設計されているんですね。
【140号】 2022-10-17
ウコン(Curcuma longa)
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ウコン
・私たちの祖先は、歴史を通じて、料理だけでなく、強力な治癒力を持つ数多くのハーブやスパイスに頼ってきました。
・ウコンは、東南アジア原産のショウガの一種であるクルクマ・ロンガという植物を起源とする一般的なスパイスです。その中のクルクミノイドは、強力な抗炎症作用と抗酸化作用を持ち、様々な用途や効能があり、副作用もほとんどありません。
・ウコンエキスの最も一般的な用途の1つは、関節痛や関節炎による不快感との戦いです。
・重度の関節炎の症状には、可動域の制限、関節のこわばり、過度の腫れ、可動性の欠如が含まれます。これらの症状は時間とともに悪化し、放置しておくと永久的な損傷を引き起こす可能性があります。
・ある研究では、1日2回、90ミリグラムのクルクミンを18ヶ月間摂取することで、認知症のない成人の記憶力のパフォーマンスが改善されたことが示されています。
・ウコンには抗酸化作用があり、ある研究では、フリーラジカルを中和して体を守る可能性があることが示されています。
・別の研究では、ウコンの抗酸化作用は、他の抗酸化物質の作用も促進する可能性があることが示唆されています。
・ウコンが心臓病の過程を逆行させる可能性があることを示す研究があります。健康な中高年にクルクミンサプリメントを12週間摂取させたところ、高血圧に大きな役割を果たす抵抗性動脈内皮の産生が増加しました。
・クルクミンは、気分や他の身体機能を調整する脳内化学物質であるセロトニンとドーパミンのレベルも上昇させる可能性があります。
ウコンは、アロガのパスウェイズ・コアの有効成分です。
ウコンに含まれる有用成分クルクミンは、薬用植物としても、スパイスとしても、数多くの研究対象になっています。
今までの研究結果から、クルクミンは健康と病気の両方で重要な役割を果たす「マルチターゲット」な働きを持つことがわかってきました。
複数のシグナル伝達の機能を調節するクルクミンの能力は、急性疾患のみならず慢性疾患の軽減に役立ちます。
安全性に優れていて、抗炎症、抗酸化、抗アポトーシス特性が認められています。
神経疾患、心血管疾患、代謝疾患、腎臓疾患、内分泌疾患、皮膚疾患、呼吸器疾患、感染症、胃腸疾患、がんなどの数多くの疾患に対して幅広い効果を示します。
ウコンに含まれる有用成分クルクミンは、薬用植物としても、スパイスとしても、数多くの研究対象になっています。
今までの研究結果から、クルクミンは健康と病気の両方で重要な役割を果たす「マルチターゲット」な働きを持つことがわかってきました。
複数のシグナル伝達の機能を調節するクルクミンの能力は、急性疾患のみならず慢性疾患の軽減に役立ちます。
安全性に優れていて、抗炎症、抗酸化、抗アポトーシス特性が認められています。
神経疾患、心血管疾患、代謝疾患、腎臓疾患、内分泌疾患、皮膚疾患、呼吸器疾患、感染症、胃腸疾患、がんなどの数多くの疾患に対して幅広い効果を示します。

アポトーシス関連では、クルクミンの抗がん作用が盛んに研究されています。
すでに、どの遺伝子発現に影響するかまで解析が進んでいて、さまざまな前癌細胞や悪性細胞の成長停止とアポトーシスの誘導に関わることがわかっています。
古来からスパイスは貴重品として取引されていましたね。
あの頃に、こんな働きがあるとわかっていたら、もっと高値で取引されていたでしょうか(笑)
科学的に薬効が解明されたハーブやスパイスを、もう一度見直してみませんか?
【141号】 2022-10-24
ナショナルコンベンション 2022
アロガジャパン グランドオープニング <Meet McAnally Family 2022>
2022年10月21日(金)インターコンチネンタル東京ベイにて、ビル・マカナリー博士と奥様、シェイン・マカナリーCEO、エリック・アグアイヨCOOが来日してのナショナルコンベンションが行われました。
前半はビル・マカナリー博士のスピーチ「Load to Aroga」、後半はマカナリー・アワードの表彰と、6人のウェルネスパートナーから「シェア・マイ・ストーリー」のお話しがありました。
メルマガでは、ビル・マカナリー博士のスピーチをまとめてお伝えします。
尚、マカナリー博士への質問や「シェア・マイ・ストーリー」は、文章で残すことができませんので、下記のzoom meetingでシェアします。
ビル・マカナリー博士 「Load to Aroga」
ここに来れてとても嬉しく思っています😊
私の先祖は1880年にスウェーデンからアメリカに渡ってテキサスに定住した移民です。その頃、アイルランドではジャガイモ飢饉という大きな飢饉があって、スウェーデンでも同じようなことが起こったからです。
母には6人の兄弟と2人の姉妹がいました。
クリスマスのようなイベントの時には、ヘレンおばさんの家に家族や親族が集まるのが恒例になっていて、その頃、子どもたちは「インディアンの宝探し」という遊びが流行っていました。
私は7歳、そして9歳と5歳のいとこと宝探しに出かけ、ある草原で小さな穴を見つけました。クリスマスシーズンだったからか、花火のようなものがあって、「ちょっと灯してみよう。中に宝物があるかもしれない」と年長のいとこが花火のようなものを穴に落としてみました。
そしたら...爆発してしまったんです。私たちはまつ毛や眉毛、顔にやけどを負ってしまいました😱
ヘレンおばさんの家に駆け戻ったものの、なぜか別のおばさんがドアを閉めてしまいました。家の中では別の問題が起こっていたんです。爆発の影響でトイレの水が溢れて水浸しになっていました。
ヘレンおばさんの旦那さんはメキシコ料理が好きで、でもおばさんは好きではないので「メキシコ料理が悪さをしたんじゃないの?」とおじさんは責められていました😅
ようやく家に入れてもらえたところ、おばさんたちは私たちの顔をみてびっくりしました。
まつ毛とか眉毛とかがなくなっていたのですから。
穴に火を入れたら爆発したと説明しましたが、その時は誰も爆発と水浸しが関連しているとは思いませんでした。
フランクおじさんが外を見に行ったところ、マンホールの蓋が跳ね上がっていて、「もし子供たちがいたら危なかったねという話になりました。
テキサスでは石油が取れるので、オイル掘削機があって、原油をくみ出す過程でガスもたくさん出ます。
家庭ではそのガスを使って調理をしていましたが、ガスは下水管にも流れ込んでいて、まさか水浸しになるとは思っていませんでした。
火傷の治療をするためにおばさんがアロエを顔につけてくれました。付けた途端に痛みがスッと引いたことを覚えています。
つまり、私は7歳でアロエに出会ったことになります。
それから20年ほど経ち、テキサス大学サウスウェスタン校で医学を学んでいて、半年ほど早く卒業できることになりました。
その頃、アバケアという会社で研究員の募集をしていて、声がかかりアロエの研究に携わることになりました。ここから私のアロエ研究生活が始まりました。
世界規模の研究所を備えた会社で、世界中でどのようなアロエ研究が行われているかもわかりました。そして、アロエの有効成分とか効果効能はまだ十分に研究されていないということもわかりました。
それならば、この分野の研究成果を出せば特許が取れるのではないかと思ったのです。
ヒトの皮膚細胞をシャーレで培養し、アロエのどの成分が最も皮膚細胞の増殖を早めるかという研究もしました。
見つかった成分がアセマンナンでした。
有効成分の発見に至ったものの、求められていたのは特定の有効成分であり、何が効くのかも証明しなければなりませんでした。
しかし、まずはアロエが効くということはわかったので、様々な製品を作りました。
傷の治癒に役立つことがわかり、それに基づいて特許を申請し、FDAの承認を受けることもできました。
さらに研究を進めると、アポトーシス経路を助ける成分であることも突き止め、製品開発に至ったわけです。
すべての動物は、昆虫でさえもアポトーシス経路を持っています。
食べ物を摂取すると体に影響を及ぼすというのはその通りです。
特に苦味のある成分・分子が細胞に対して「こういう分子が来るよ」と知らせる役目があり、苦味のある成分を身体に取り込むことによってアポトーシスが促進されます。
例えば、アスパラガスを食べた後にトイレに行くと、匂いや成分を感じることがあるかもしれません。大半は消化されてしまいますが、一部の分子が体の中に残っているからです。
食べ物を食べると、その中の苦味成分が細胞に対して「こういったものが来るよ」ということで働きます。
酵素が細胞に果たす役割もあります。
細胞が何らかのダメージを受けたり、ミトコンドリアがダメージを受けた場合など、修復したり入れ替えたりしなければなりませんが、その時に酵素が役割を果たします。
世界中の大学や製薬会社で、アポトーシス経路を使った治療を研究しています。
論文もたくさん出ていますし、1000種類以上の物質がアポトーシス経路を正常化するということで開発されています。
しかしながら、ほとんどは毒性が強く(3つだけは少し毒性が弱いですが)ホールプラントと比べると毒性はかなり高いのです。
医薬品の問題は、特定の経路においては効果を発揮するけれど、全体のバランスは考えないということです。
食べ物はバランスを整えるけれど、薬は毒があります。
ある経路には効果があっても、他の経路に対しては毒性があるかもしれないし、害を及ぼすかもしれません。今現在、アポトーシス経路を整える医薬品はありません。
植物の中でも特に苦味成分がアポトーシス経路を整える働きを持っています。
例えばオレンジは、もともとのオレンジに比べて苦味成分は1/8になっています。
世界で研究されている物質は特定の経路にだけ働くものですが、私たちは26か国から26種類の、人工的な手を加えず本来の苦味成分を持った植物を使って研究開発を重ね、アポトーシス経路を整えることを考えました。
苦味成分が細胞に働きかけて、色々な酵素が作られます。
その酵素がまた細胞に働きかけて、修復すべきか、入れ替えるべきかを決めていきます。
アロガは、アポトーシスに対して働きかける概念そのもので特許を申請しています。
色々な成分がアポトーシスをサポートするので、数種類の製品展開をしています。
コアは新陳代謝を助け、細胞の若返りを目指していますし、関節や脳の製品もあります。
化学分析に基づいた、最良のものを取り入れる製品を作って販売している会社はありません。
私たちが開発した素晴らしい製品を、皆さまそしてグローバルに提供することができたら本当に嬉しく思います。
【142号】 2022-11-7
最新版 会社案内パンフレット
11月から会社案内パンフレットが新しくなりました。
11月の1ヶ月だけ、製品購入に1部同梱されてきますので、お楽しみに!
何が新しくなったかと言えば・・・
アポトーシスのみならず、オートファジーもサポートすることが明記されました❗❗
全部で7箇所です😮

オートファジー研究は日本が世界を牽引していて、2016年に東京工業大学名誉教授の大隅良典先生がノーベル賞医学・生理学賞を受賞しました。
日本では、ファスティングに絡めた話題が多いように感じますが、それだけではありません。
アポトーシス(自死作用)とオートファジー(自食作用)は、細胞が持つ必須の基本機能であり、どちらか一方でも不具合を生じれば、疾病につながります。
アロガは、真の疾病予防、最良の健康をサポートする会社ということですね😊
【143号】 2022-11-28
オートファジーとは?①
オートファジーとはどんな現象でしょうか?
2016年に東京工業大学名誉教授の大隅良則先生がノーベル賞医学・生理学賞を受賞したことで一躍有名になったオートファジーは、自食作用とも呼ばれます。
自分(オート)で自分を食べる(ファジー)からオートファジー。
細胞の中で膜ができ、その膜で細胞の中身(自分)を包み、分解していく。
そんな不思議な現象が、細胞には備わっています。
アポトーシス同様にすべての細胞が持つ基本機能なのですが、なぜ自分を食べる機能が備わっているのでしょうか?

オートファジーがもっとも顕著に観察されるのは飢餓状態の時。
細胞は外から栄養が入って来ないとき、細胞内のタンパク質をアミノ酸へと分解して(食べて)「生きるため」に必要なエネルギーや新しいタンパク質を作り、その場を凌ぐのです。
ほぼ1日の絶食で、ほぼすべての細胞がオートファジーを活発化します。
一方、脳・神経細胞は絶食の影響を受けません。
それ以外の細胞が自分を食べてでも、脳・神経細胞を守っているのです。
獲物が取れるか取れないか、飢餓と背中合わせだった祖先は、常にオートファジーが活性化していたかもしれませんね。
分解されるタンパク質は、ランダムに選ばれることもありますが、不良や不必要といった細胞に不必要なタンパク質を選んでいることも明らかになりました。
細胞内の不要なものを分解することから、オートファジーは細胞のクリーンアップ、ハウスキーピング・プロセスと考えられます。
飢餓とは無縁になった現代人(飢餓に苦しむ国があることは忘れてはなりませんが)にとって、オートファジーはただ「生き永らえる」ための機能ではなく、病気を防ぎ、健康を維持するための重要な機能として認識されています。
【144号】 2022-12-13
オートファジーとは?②
オートファジーとは自食作用とも呼ばれ、アポトーシス同様にすべての細胞が持つ基本機能です。
前回
・オートファジーがもっとも顕著に観察されるのは飢餓状態の時であること
・不良や不必要といった細胞に不必要なタンパク質を選んで分解すること
・病気を防ぎ、健康を維持するための重要な機能
を簡単に書きました。
今回は、不良や不必要なタンパク質をオートファジーで除去することの重要性についてもう少し詳しくみていきましょう。

上記はアルツハイマー病の脳神経細胞の変化を表した絵です。
アミロイドβが蓄積する原因はいくつか説があるものの、アミロイドβとタウタンパク質の蓄積は共通した現象です。
アミロイドβは脳神経細胞の老廃物で、本来は自然に代謝されていくタンパク質。
代謝経路の不具合が長期化することでアミロイドβが凝集・蓄積します。
アミロイドβが蓄積していくと、タウタンパク質が影響を受けて変化し、最終的には神経細胞が死滅、病気が進行してしまいます。
このようなタンパク質が異常に蓄積する現象は、神経変性疾患に共通しています。
そして、オートファジー活性が低下していることも共通しています。
細胞内の不要なものを分解するオートファジー、細胞のクリーンアップ、ハウスキーピング・プロセスを正しく動かすことが、病気を防ぎ、健康を維持するために重要なんですね。
【145号】 2022-12-22
2022年を振り返って
2022年も結局、コロナに振り回された一年になりました。
そんな中でもアロガでは
① プラスBS&BSゲルクリームで新しいスキンケア・レジメンを提唱
② パスウェイズ製品はアポトーシスのみならずオートファジーもサポートすることを明記
③ ビル・マカナリー博士夫妻が来日
とビックニュースがありましたね。
特に、BSゲルクリーム発売から6ヶ月経ち、あちらこちらから高評価のお声が届いているのは嬉しい限りです。
アロガのスキンケアは「内から外から」がコンセプトです。
BSゲルクリームだけ使うのではなく、プラスBSと組み合わせることで何倍もの相乗効果をもたらします。
お肌の内側の変化を知れば、いかに内側のケアが大事かを実感することでしょう。


上記はFANCLが発表した、20代と60代の真皮の構造変化を示した図です。
20代に比べて60代は、弾力線維束の直径が太く、長さが短く、直線性が低下することで、弾力がなくなることがわかりました。
弾力線維束を作っているエラスチンやコラーゲン、すき間を埋めて水分を保持するヒアルロン酸などは、真皮の線維芽細胞が作り出しています。
古くなったり傷ついた線維芽細胞を新しい細胞に入れ替えることで、エラスチンやコラーゲン、ヒアルロン酸の産生量を維持することができるのです。
真皮に栄養を送れるのは血管、お肌の上から塗っても届きません。
だからこそ、アポトーシスをサポートするパスウェイズシリーズのプラスBSが重要なんです。
お肌の衰えを感じたなら、真皮の健康から考えるタイミングです。
プラスBSとBSゲルクリームの相乗効果をぜひ体感してみてくださいね!
お肌は「アポトーシスを見える化」できる唯一の臓器です。
お肌と同じケアを全身の臓器・組織・細胞にしてみたら。。。
健康な未来が「見える」のではないでしょうか?
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