The Science Behind Aloe
- AKIKO SAKAI
- 2020年3月26日
- 読了時間: 2分

17章は「アセマンナン、マクロファージおよびウイルス感染」です。
ウイルスは、それ自体では成長も再生もできず、他の生きている細胞(宿主)に頼っています。 変異を繰り返しながら宿主を探し続けているんですね。 宿主の方は、感染されると自分の遺伝子複製システムを乗っ取られ、最後には破壊されてしまうので、接着、侵入、感染を防ぐための防御策を持っています。 「外敵」を認識するシステムとそれに続く免疫システムです。
ウイルスや細菌は、細胞表面にヒトと違う糖鎖を持っています。 これが「外敵」の目印です。
ヒトは糖質を認識するシステム、例えば、マクロファージの細胞表面にあるマンノース受容体や、血漿タンパク質のマンノース結合レクチンを介して外敵を認識します。
植物は、さまざまな種類の糖質を持っています。
その中でもマンノースを豊富に含む植物は、「外敵」と同じように免疫システムに認識されることで免疫細胞を活性化する働きがあります。
また直接「外敵」と結合する能力もあります。
血中や創傷部分にマンノースがたくさんあるほど、免疫システムは活性化されることもわかっています。
アセマンナンは、多糖体の中でもマンノースを豊富に含む多糖体です。
アセマンナンを常に摂取することで、ウイルスや細菌の感染から予防することができます。
Comments