心豊かなアロガライフを目指して
アロガの扉
マカナリー博士の軌跡
20世紀の発見「アセマンナン」
ビル・マカナリー博士は、薬理学と毒性学の博士です。
熱を出した時、やけどをした時、なんにでも使うアロエベラの働きに興味を持ち、その源を突き止めれば薬になるのではないかと考えました。
1980年代半ば、博士はとうとうアロエベラの本体を突き止めます。
それはアセマンナンと命名したマンノース多糖体でした。
博士はアセマンナンの構造を決定し、免疫細胞を活性化するという働きを明らかにし、アセマンナン関連を含む300を超える特許を取得しました。

アセマンナンが免疫系に働きかけることは明らかでしたし、毒性も全くありません。
しかし、毒性が全くないことからヒトの薬としては認められませんでした。
そこで博士は、サプリメントとして開発することにしました。
アセマンナンは、体の働きを無理矢理強めたり弱めたりするのではなく、良い状態に調整する栄養だと考えたのです。

ちょうどその頃、糖鎖の研究が急速に進んでいました。
糖鎖は糖が鎖状につながったもので、細胞表面のタンパク質や脂質と結びついて細胞の外側に産毛のように出ています。
細胞は、糖鎖を使って自分の情報を相手に伝え、また糖鎖を使って相手の情報を受け取り、細胞同士のコミュニケーションをはかります。
体を構成している約37兆個の細胞が正確に情報を伝え合うことは、健康を維持する上で非常に重要な働きです。
博士は糖鎖を構成する糖を「糖質栄養素」と呼び、新しい栄養概念を打ち立てました。
21世紀の挑戦「アポトーシス」
博士は常に「細胞が健康なら体は健康になる」と考えています。
しかし、細胞レベルの健康を叶えるためには、まだ不十分だと感じていました。
細胞同士の情報伝達だけでなく、細胞内の情報伝達が不可欠だからです。
「(遺伝子に)プログラムされた細胞死」とも呼ばれるアポトーシスの現象をテーマにした研究が、2002年にノーベル賞医学・生理学賞を受賞しました。
博士は、アポトーシスが細胞の健康に必須の基本機能だということに気づきます。

アポトーシスは、古くなった(寿命)細胞や不用になった細胞、不健康な細胞が除去される仕組みです。
細胞が除かれた後には、新しい細胞が生まれます。
細胞がきちんとした死を迎えないと問題が起こることもわかってきました。
21世紀は遺伝子研究の時代、栄養学も遺伝子に働きかける栄養へと発展しています!
アロガは細胞が自ら健康になる仕組みをサポートすることで、真の健康へと導きます。

《動画》ビル・マカナリー博士の研究の足跡とアロガ製品について
メルマガ 2019年 (38号~74号)
【38号】 2019-1-6
第38号は、アロガがスペシャルな8つの理由⑤「徹底した品質管理」です。
品質管理は原料を決定する前から始まって、最終製品までの計4回行われます。
1回目は、原料の調達前です。
『パスウェイズ』は世界25ヵ国から厳選した、凍結乾燥しただけの自生植物を原料にしています。
ほとんどが古来から使われている薬草ばかりですから、産地は想像に難くありません(笑)
原料を決めたとしても依頼した品物が送られてくるとは限りません。
事前に原料をチェックすることによって、依頼した品物かどうかと同時に業者の見極めもできるのです。
チェック項目は、植物のDNAを測定すること、有効成分が含まれていること、農薬などの汚染がないかどうかなど。
当然、違うものを送ってきた業者とは二度と取引をすることはありません。
2回目は実際に原料を受け取った時に行います。
供給元を決めたとしても、毎回正しい原料が届くかどうかはわかりません(笑)
そこで、1回目と全く同じ検査をします。
20種類を超える原料が入荷するたびに、DNAや有効成分量、農薬などの汚染を測るのです。
3回目は製造中です。
各成分が決められた配合量で入っているかをカプセルに手詰めする前に検査します。
『パスウェイズ』も『アロエ1』もマカナリー博士が長年の研究に基づいて決めた配合でできていますから、徹底的にこだわっています。
ある時、配合率が1%に満たない誤差が生じてバッチごと廃棄したそうです。
私がアロガ製品を食べる誤差の方がよっぽど大きい…(汗)
4回目は製品完成時です。
アロガはカプセルに手詰めしていますから、カプセルひとつひとつの重さには多少の違いが出てしまいます。
そこで製品は、カプセルの数ではなく総重量で検査します。
ラベルに書いてある数字は、カプセルの重さを含んだ総重量です。
その重さ以上の製品は合格品として出庫されます。
カプセルの数が違うことはあるかもしれませんが、原料が少ない不良品ではありませんのでご安心ください。
どうですか?
アロガは「ラベルに書いてある通りの製品である」ことにプライドを持っています。
【39号】 2019-1-13
第39号は、アロガがスペシャルな8つの理由⑥「機械化に頼らず手詰めすることで100%有用成分のサプリメントを実現」です。
私は新薬を開発する規模の製薬会社にいましたので「この21世紀に手詰め⁉」には本当にびっくりしました。
サプリメント(栄養補助食品)は法的な定義はないものの、厚生労働省は便宜上「特定成分が凝縮された錠剤やカプセル形態の製品」としています。
錠剤やカプセルは、そもそも医薬品を作るときの技術です。
医薬品の場合、有効成分が微量であること、薬物代謝速度をコントロールするため、患者が飲みやすいようにするなどの理由から賦形剤を使って錠剤にします。
どの理由も医薬品にとっては必要なことです。
カプセルの場合は、有効成分が機械のノズルに詰まらないよう充填剤や滑沢剤を使います。
賦形剤や充填剤などの添加物は、特定の栄養価を持たず有効成分の邪魔をしない物質です。
錠剤やカプセル形態のサプリメントは、医薬品と同じように作られます。
「医薬品と同じならいいじゃない!」と普通は思いますよね(笑)
私も手詰めという選択肢を知るまでは当たり前だと思っていました。
しかし、サプリメントは消費者がその有用成分に対して実費を払って摂るものです。
機械化すれば大量生産でき価格は下がります。
しかしそれは添加物込みの金額を払っていることです。
サプリメントの場合、有用成分がどれだけ入っているのかを明記する必要はありませんから、市場には有用成分より添加物の方が多い製品も、有用成分が全く入っていない製品もあるのです。
マカナリー博士は、10年にも及ぶ研究結果をもとに配合率を決めました。
その配合に添加物を加えるということは、研究結果を無駄にするのと同じでした。
そこで添加物を一切使わない方法、つまり手詰めをする決断をしたのです。
手詰めをすることでカプセルの中はすべてが有用成分という画期的なサプリメントが実現しました!
外見も用途も医薬品と混同するようなサプリメントが多い中、アロガは本当の栄養補完とは何かを追及しています。
【40号】 2019-1-19
第40号は、アロガがスペシャルな8つの理由⑦「100%自己資本だから借金がない」です。
①から⑥までで製品力と製造力についてお伝えしてきましたが、最後は会社力です。
どんな分野の会社であっても、経営方針、経営陣、そして経営状態はとても重要です。
何を目指し、どのようにして社会に発信し貢献していくのか。
そのために資金はどれくらい必要なのかが、創業する時の最大の問題でしょう。
説明するまでもなく、資金が足りなければ借りるし、資金があれば借りなくて済みますよね。
お金を借りるということは、返さなければならないということ。
返すためには利益を優先せざるを得ません。
サプリメントの場合、原材料のグレードや工場の質などは差別化できる項目ですが、経費がかかる部分でもあります。
特にマカナリー博士にとって一番やりたいことは、最も利益が出ない研究です(笑)
もし融資を受けていれば、いずれ影響が出たでしょう。
だからこそ、マカナリー博士は100%自己資本にこだわりました。
最初から大規模でスタートしなくても、自分の研究と妥協しない製品づくりをやっていきたい。
人々の健康に寄与したいという思いを貫いていきたいのです。
そんな思いをアロガ社のCEOシェーン・マカナリー医学博士もしっかりと受け継いでいます。
【41号】 2019-1-25
第41号は、アロガがスペシャルな8つの理由⑧「自社の研究所と工場を有する」です。
マカナリー博士は半世紀以上「研究一筋の人」ですから、アロガ社に研究所があるのは当然ですが、サプリメント会社として当然かというとそうではありません。
ある有効成分を発見した博士、サプリメント会社、製造工場がそれぞれ別々なのは普通です。
成分配合は工場任せなんてこともあります。
よく調べてみたら、バケツ一杯食べないと効果が出ないなんてこともあります。
マカナリー博士は以前、糖質栄養素補助食品を開発しました。
(ここからは私の想像ですが)
アセマンナンの有用性と8つの糖の必要性はわかっていたものの、それが体内でどのように働くかまではわからないまま製品化したのではないかと思います。
あの時期に発表されていた糖鎖の構成要素から配合を計算し、原料を集め、製品化にこぎつけました。
製品を摂った人たちの健康が向上することで、マカナリー博士の考えは正しかったと証明されたのです。
その経験をもとに「摂ったら確実に働く成分と配合」を決めてから製品化すると決めていたのではないかと私は感じています。
だからこそ『パスウェイズ®』の研究に10年もの年月をかけたのではないでしょうか。
創薬であれば10年20年の開発期間は当たり前ですが、サプリメント開発にこれだけの時間をかけられるのは、自社研究所ならではですよね。
さらに、アロガ製品は自社工場で製造されています。
アロガ社が創業する10年前から、マカナリー博士は『ソキットジェル』と『オラスース・コンコロジー』という口腔ケア製品を開発し販売しています。
『ソキットジェル』は鎮痛作用や傷を治す作用が認められ、FDAで初めて「100%天然成分でありながら医薬品」になった製品です。
アメリカでは歯科医院と米軍でのみ流通しています。
一般向けの『オラスース・コンコロジー』と『セラジェル』も、アメリカでは効果効能を標ぼうしても良いとFDAから認証を受けた製品です。
医薬品を作る工場は、厳しい規制を守らなければなりません。
もちろん、マカナリー博士の工場(名前はMCACO、エムケイコ)は厳格に守っています。
そして同じ工場で『パスウェイズ®』や『アロエ1』は作られています。
【42号】 2019-1-31
第42号のテーマは「2019キックオフミーティングのまとめ①」です。
大神社長、シェーン・マカナリーCEO、ジョン・ホール歯学博士、エリック・アグアイヨCOOのスピーチを2回に分けて共有します。
《大神社長》
今年のキーワードは「NO REGRETS 2019」です。
リグレットとは後悔という意味、つまりノーリグレットは「後悔しない」「思い立ったら吉日」ということです。
全米、全豪で優勝した大坂なおみさんは「I don’t want regrets any more!(二度と後悔したくない)」と思い続けて快挙を成し遂げました。
2019年は失敗を恐れず行動しましょう!
行動しなければ何も始まりません。前進あるのみです。
《シェーン・マカナリーCEO》
私たちの身体は健康で健やかな状態を保つために巧みに機能するように作られています。
その機能は(体を構成する最小単位の)細胞の中から始まります。
言い換えれば、身体が本来の働きをするためには細胞が本来の働きをしなければならないということです。
イタリアのローマにあるコロッセオとパンテノン神殿をご存知でしょう。
どちらも2000年ほど前に建てられました。
パンテノン神殿は、何度も修復され、必要であれば部分的に建て替えをして維持されてきたため、現在も現役の建物として存在しています。
一方コロッセオは、ほとんど修復されず建て替えもされなかったため朽ち果てています。
もうお分かりですね?
本来私たちの細胞は、細胞自身を修復でき、必要なら新しい細胞に置き換えるように作られています。
しかし食生活を変えてしまったために、本来の修復や再生が発揮されていません。
私たちは自分で自分のすべき役割である「健康的な食生活と適切な栄養補完」を果たさなければなりません。
WELLNESS BEGINS WITHIN(健康は内面から始まる)
アロガは、最高に機能する身体を手に入れるため、完成された必須栄養を供給すると共に、より高いレベルの人生を世界中の人々が経験する機会を提供します。
次にアロガの将来についてお話します。
アロガ製品は「我々の哲学そのもの」であり、今後のアロガを示します。
その哲学とは・・・
・製品の設計は原材料ではなく体内のプロセスから決める。
・栄養はできる限り完成されたものでなければならない。
例えば、ある栄養がすべてを解決します!などということは絶対あり得ません。
身体が必要とする栄養を与えれば身体のプロセスが動きますが、色々な栄養が必要です。
アロガには現在『パスウェイズ』『エッセンシャルズ』『セラジェル』の製品群があります。
『パスウェイズ』のコアは幅広く細胞の修復と再生をサポートします。
そしてプラスシリーズは各システムをサポートします。
今後は、より特化した製品を出していく予定です。
『エッセンシャルズ』はすでに必要と分かっている栄養を最良の材料と最良の価格で提供するものです。
現在のアロエ1に加え、次はビタミン・ミネラルを出す予定です。
『セラジェル』も画期的な製品です。詳細はホール博士のプレゼンをお聞きください。
さらに長期的な展望として・・・
・細胞間コミュニケーション
・アポトーシス
・オートファジー
・エピジェネティクス
・未発見分野の先駆者
といった「体のプロセスをサポートする」製品を開発していきたいと考えています。
シェーン・マカナリーCEOが語った「アロガの哲学と将来」は、アロガが何を考えどこへ進んでいくのかを明確に示していました!
どこも実現できていない、実現しようともしていない次世代のサプリメントがアロガにはあります!
引き続き43号をお楽しみに!
【43号】 2019-2-5
第43号のテーマは「2019キックオフミーティングのまとめ②」です。
ジョン・ホール歯学博士、エリック・アグアイヨCOOのスピーチを共有します。
《ジョン・ホール歯学博士》
ホール博士は8年間歯科医院を開業したのち、30年以上ビル・マカナリー博士と共に製品の臨床試験や開発に携わってきました。
現在は主に医療専門家を対象にした講演を行っています。
セラジェルは米国では医療機器に分類される製品です。
100%天然成分ですのでそのまま飲み込めます。他社は毒があるので飲めません。
そして口内の快適性、清潔さ、健康をサポートします。
セラジェルの特長は「3つのPRO」で表せます。
①Provides pain relief (no numbing):(しびれることなく)痛みを和らげる
②Protects from contamination:汚染から守る
③Promotes optimal healing:傷を治す
①は、冒された組織をセラジェルでコーティングすることで痛みを軽減します。
痛みの発生にはナトリウムイオンが必須です(ちょっと専門的な話です)
試験管内試験の結果、マンノース多糖体はナトリウムイオンと瞬時に結合し、患部へのナトリウムイオンの介入を防ぐことができます。
アセマンナンは以前の研究の結果、マクロファージを活性化する働きが認められています。
マクロファージはいかなる組織にも存在します。
病原菌を貪食し、免疫細胞群の指揮官的役割をして免疫全体を活性化します。
マクロファージを活性化するということは、治癒に大きく貢献するのです。
最近になって、アセマンナンが如何にしてマクロファージを活性化するのかが明らかになりました。
マクロファージにはマンノース多糖体を認識する3種類の受容体がありました。
また、マクロファージはマンノース多糖体をそのまま貪食しエネルギーに変換して利用すること、貪食することでマクロファージが活性化することがわかりました。
薬は刺激するか抑制することしかできません。
自然に反すれば必ず無理が生じます。
セラジェルは自然の形でマクロファージを活性化するので、薬よりずっと早く治癒するのです。
②の汚染から守る効果は、口内に見られる細菌11種類に対する抗菌作用をダラスにある政府系研究機関が検査することで証明されました。
虫歯、歯肉炎、真菌症、心臓病や百日咳などの原因菌と言われている11種類の細菌や真菌に対してセラジェルとクロルヘキシジン(歯科で使うスタンダード薬)を使った増殖抑制試験を行いました。
セラジェルはほんの数秒で11種類すべての細菌の増殖を抑制しました。
一方、クロルヘキシジンは最終的にはすべて抑制したものの、短時間では増殖が認められるものもありました。
研究機関はこの結果を信じられず、菌を培養し直して再試験しました。
薬よりも食品の方が効果的だということが信じられなかったのです。
クロルヘキシジンは抗菌作用を持つ処方薬です。
毒性があり、深刻な副作用もあります。
歯が着色してしまうことも問題です。
痛みを緩和する効果はなく、治癒にも時間がかかります。
最近、セラジェルに置き換える歯科医師が増えてきました。
③の傷を治すは、セラジェルはあらゆる傷を治し、治癒を早める効果があります。
口内炎、潰瘍、炎症、やけど、切り傷、喉が痛いときなど、あらゆる傷を治します。
口内の痛み、不快感、歯磨き後の出血など、いかなる時にもセラジェルが助けになります。
痛みは治癒を遅らせてしまいます。
汚染も治癒を遅らせてしまいます。
口内の細菌は痛みを増幅させます。
セラジェルは、3つのPROの相乗効果で治癒を早めます。
セラジェルは天然由来の食品原料でできています。
水、マンノース多糖体、エッセンシャルオイル(クローブ、シナモン、タイム、ウィンターグリーン)、キシリトールです。
すべてが自然で、薬物不使用、無害です。
赤ちゃんからお年寄りまでどんな年齢層でも使えます。
いかなる診断を受けた人でも、いかなる治療を受けている人でも心配ありません。
禁忌物質はありません。
唯一のリスクは食物由来のアレルギー(例えばシナモンアレルギー)ですが、極めて稀です。
知り合いの歯科医師や医者からは一切そのような報告はありません。
そもそも微量しか入っていないのでアレルギーを起こすことは非常に稀なのです。
今や、口腔は全身への結合ルートであると言われています。
口の健康が全身の健康に影響します。
心臓血管系の疾患、糖尿病、リウマチ性関節炎、肺疾患など、最近の研究テーマになっています。
口腔衛生はもっとも重要です。
ブラシとフロスできれいにした後、セラジェルで仕上げましょう。
セラジェルを使うのに回数制限はありません。
傷があるときは少しピリピリするかもしれません。
ピリピリしたときは、何か問題があるということと、セラジェルが働いているということを教えてくれています。
《エリック・アグアイヨCOO》
私の仕事は、ビル・マカナリー博士やシェーン・マカナリー博士のテクノロジーやビジョンを実現することです。
そのためにアロガでは以下の3つを大切にしています。
①アロガの独自性
②アロガの優位性
③アロガの約束
①アロガの独自性に関して、我々は「製品製造3.0」というものを作っています。
次世代の技術を取り入れ、最高の品質を確保し、自社工場で製造しています。
アロガは自社製品を自社で製造している唯一の会社です。
外注は一切していません。
アメリカではサプリメントを製造する工場が3社あり、他社は3社のうちのどこかに委託しています。
おのずと類似製品ができますし、大事なのは利益であって製品や品質に対する責任感がありません。
ある調査によれば、50~60%の製品でラベル表示と中身が違うという結果がでています。
「成功、価値、持続性の創造には、行動、技術、品質が必要です」
②アロガの優位性は、アロガの品質そのものです。
大きく分けて 1)原材料のチェック 2)製品のチェック 3)品質のチェックをやっていますが、我々は独自に「アロガの品質タイムライン」というものを設けています。
1.業者の調査
我々は世界中の業者を調査しており、アロガ品質に合った原料の供給元を選んでいます。
2.基準の策定
アロガ独自で基準を設けており、逸脱は認めません。
3.原材料の検査
4.製品の検査
5.出荷前検査
出荷前に視覚および科学的検査を行っています。
技術革新によって現在は光学的手法よって成分を検出できるようになっています。
6.発送
アロガの工場は国際標準化機構(ISO)を取得しています。(ISO13485:2016)
これは心臓のペースメーカーを作る工場と同レベルの認定です。
「質とは行為ではない。習慣だ。アリストテレス」
私はこの言葉が大好きです。
日本人にある職人気質に通じるものがあると思います。
③アロガは皆さんに以下のことを約束します。
1.ラベルに表示されている原材料が厳格に守られている
2.充填剤、添加剤、滑沢剤を一切使用しない
3.すべて独自製品を手間のかかる手詰めで行う
4.アロガビジネスを展開するすべての拠点で労働機会を創造する
「アロガジャパンの陽は常に登り続ける」
シェーン・マカナリーCEOがいつも言っている言葉です。
セラジェルの開発から協力しているジョン・ホール博士のお話、そして業務全般を監督しているエリック・アグアイヨCOOの話で、アロガへの信頼が深まったのではないでしょうか?
アロガは製品だけでなく、考え方や日々の仕事そのものが世界で唯一の会社なんですね!
【44号】 2019-2-15
第44号のテーマは「アロガの原点」です。
先日のキックオフミーティングでシェーン・マカナリーCEOは「細胞は健康を保つように作られている」と言っていました。
アロガの原点はここにあります。
細胞に「性善説と性悪説」があるとして「細胞は健康になるようにできているんだ」と考えるのと「細胞は悪くなるようにできてるんだ」と考えるのではアプローチの仕方が違います。
前者なら、細胞に健康を保つ仕組みが備わっているのであれば、そのチカラを最大限に発揮させる方法を探るでしょう。
後者なら、悪くなることを最小限に留める方法を探るでしょう。
現在、症状を抑える、これ以上悪くならないようにするという考え方が主流です。
医療面だけでなく栄養面でも「病気にならない最低限の摂取量」が定めされています。
しかし今、「細胞には自ら修復し、自ら消え、自ら再生する能力がある」ことがはっきりしています。
だからこそ、アロガは細胞の「性善説」に基づいた初のアプローチ「アポトーシスをサポートするサプリメント」を提供しています。
私たちにできるのは
「細胞のチカラを信じる!」
「細胞が必要としている栄養をしっかり摂る!」
それだけです。
栄養は細胞が健康を保つのに大きな大きな要素ですが、睡眠、運動、メンタルすべてが整ったときに最大限のチカラを発揮することを忘れないでくださいね。
【45号】 2019-2-23
第45号のテーマは「セラジェルの活用法」です。
予定より早く日本で入手できるようになったセラジェル!
もうお手元にありますか?
100%天然成分でできた口腔ケア製品は、ありそうでなかった画期的な製品です。
殺菌効果を求めるなら医薬成分は仕方ない。
口臭を消すならある程度強い香料じゃないとダメだよね。
どうせ吐き出すんだから安全でしょ。
このような「曖昧な常識」を打ち破ったのがマカナリー博士です。
飲み込んでも大丈夫、いや、飲み込んだ方がいい口腔ケア製品です。
口内から侵入する細菌は、歯周病や虫歯のみならず、糖尿病、心臓病、脳疾患など全身の疾患の引き金になることが明らかになっています。
毎日のケアが必要だからこそ、安全安心な製品は嬉しいですね。
喉に違和感があるときはセラジェルでうがいをするのもいいですよ。
セラジェルを口に含んだ時、ピリッとしたり痛みを感じることがあります。
それは傷がある証拠、そしてセラジェルが働き始めたサインです。
しばらく時間をおいてもう一度試してみてください。
痛みの感覚はかなり軽くなっているはずです。
毎日使っていれば、傷は治り痛みも感じなくなっていきます。
実は私、洗面所とリビングに1本ずつ置いて、口内だけでなく顔や手にも塗っています。
口で安全なんだったら皮膚は楽勝でしょって思って(笑)
冬の乾燥やアトピーっぽい肌荒れ、手のあかぎれ、猫のひっかき傷(笑)
スムーズに伸びてくれるので重宝しています。
ただし保湿効果は低いのでオイルなどで補うといいと思います。
セラジェルはアイディア次第で色々なシーンで活躍する画期的な製品です。
是非、使ってみてくださいね。
【46号】 2019-3-6
第45号のテーマは「唯一とは比べないこと」です。
♬世界に一つだけの花♬のようにONLY ONEは誰とも比べる必要がないものです。
でも実際は、唯一のものを作り出すことも、他と比べないことも簡単ではありませんね。
アロガ社の製品開発最高責任者ビル・マカナリー博士は、約30年前に初めてサプリメントを手掛けたときから「他にない製品」しか作る気がありませんでした。
その研究が、あるいは製品が新規と認められれば特許が取れます。
特許が取れれば独占販売ができ利益を生み出します。
唯一のものを作り出すことができれば、大きなメリットがあるのです。
事実、約30年前に作り出したサプリメントは、大勢の人々の健康も経済も豊かにしました。
マカナリー博士の本心は、他の人がやらない研究をしたいだけですけれど(笑)
一方で、技術は日々進歩し、以前は新規だったものも特許が切れるころには「唯一」でなくなります。
医薬品の新薬とジェネリックの違いと思っていただければいいと思います。
ビル・マカナリー博士が発見した「アセマンナン」も、開発した「糖質栄養素」も、今では数多くの会社が手掛けるようになっています。
選択肢が増えると消費者としては迷うところですね。
成分や配合の良し悪しが決め手となりますが、消費者には明らかにされない部分なのでわかりません。
そんなサプリメント業界ではONLY ONEが大きな意味を持ちます。
「ここでしか食べられないスイーツ」は行列ができ、ネット販売なら即完売でしょう。
そんなスイーツを食べたとき、誰かに自慢したくなりませんか?
アロガには、しっかりした研究を元に、自社で製造している、絶対他では手に入らない「アポトーシスをサポートするサプリメント」があります!
他社と比べる必要なんてありません。
ONLY ONEの製品を手にしているんですから!
【47号】 2019-3-18
第47号のテーマは「治癒」です。
私はアロガに出会って、今まで漠然としたイメージしかなかった「治癒」を真剣に考えるようになりました。
治癒とは、体に生まれながらに備わっている機能を使って元の状態に戻ることです。
風邪を引いたら免疫力を使って風邪を引く前の状態に戻る。
ストレスがかかったらホルモンの調節をしながらストレスに対処する。
体温や血圧や血糖も、一定値を保つために常に治癒力が働いています。
治癒とは、生まれてから死ぬまでずっと絶え間なく働いているものなんですね。
一方で「治療」という言葉があります。
治療とは、体の機能とは関係ない何かの手段を使って症状に対処するものです。
手術、投薬などですね。
私は治療を全面的に否定しているわけではありません。
病状の進み方が早く「治癒の時間」を待てない場合や、症状が重く治癒だけでは間に合わない場合に治療の選択肢はあると思います。
しかし治療は、体に治癒力があることを大前提に成り立っています。
一時期は助けるから後は自分で治っていってね、ということです。
自分で治る力があるから、メスを入れても傷はふさがり、投薬してもある程度解毒してくれます。
治癒力がしっかりしている人の予後はいいですし、もっと言えば治療をする機会はとても少ないでしょう。
治癒するとき、体の中では何が起こっているだろう?
私にとってずっと疑問な部分でしたが、答えはアロガにありました。
『細胞ひとつひとつに①修復 ②アポトーシス ③再生 という機能が備わっている』
治さなければいけない細胞が現れたら誰の手も借りずに自ら治し、治せなければ新しい細胞に入れ替わるのが「治癒」の本体でした。
「治癒力を高める」ためには、体温を上げたり、十分な睡眠をとったり、過度なストレスは受けないようにするのも大事です。
しかし、栄養は細胞の中にまで入って遺伝子を動かすものですから、治癒には不可欠な要素です。
その栄養をアロガで取れると分かった時、私は皆さんにアロガの科学をお伝えできると確信しました。
もうひとつ、私が意識を新たにしたのは、治癒と治療の違いをはっきり認識しないと治癒をおろそかにしがちだ、ということです。
治癒力を高めておく重要性は、年齢・性別・体調などに関わらず、すべての人が生まれてから死ぬまで変わりません。
症状がなくなったからといって、症状が軽くなったからといって、治癒力を高める努力を怠ってはダメですね。
きちんとした栄養補完をして症状がなくなったら、それは治癒力が備わってきた第一歩、本当の健康へのスタートだと私は思います。
治癒についてどのようにお考えですか?
少しでも考えるきっかけになったら嬉しいです♪
【48号】 2019-3-31
第48号はアメリカの体験談をご紹介します。
私事ですが、父が87歳目前で脊柱管狭窄の大手術をしまして、術後も引き続きアロガを取っていますのでとても参考になった体験談です。
お陰様で、父は一人暮らしを再開しています。
私は90歳の母が改善している様子を見て楽しんでいます。
2年以上前にひざの手術をした後、彼女の足首はかなり腫れていました。
また、膀胱のコントロールが非常に悪く、一晩に何度もトイレに行くことがありました。
エネルギーレベルも低かったです。
彼女はここ数年間ずっとアロガを取っていますが、最近の3-4ヶ月間は、コアを1日推奨数の4カプセル、アロエ1、骨/関節/内分泌を2カプセル取り始めました。
足首の腫れはほとんどなくなりました。
最近は膀胱のコントロールが良く、夜を通して眠っているのだそうです。
彼女のエネルギーレベルは上がっています。
昨日、彼女は一日中春の花の植え付けを手伝い、追加の花を買いに店に行き、そして道を下って墓地のブロックを歩き回りました。
彼女は前向きな進歩に励まされています。
もちろん私たちの家族もそうです。
神を賛美しましょう!
この方の取っている量は(ご年齢にしては少し多いのかもしれませんが)すべて1日の推奨量です。
想像するに、最近になってプラス2を足してみたのではないでしょうか?
細々でもアロガを続けていたこと、そしてプラス2を加えたことが彼女の改善を後押ししたのではないかと思います。
栄養補完は種類も量も個人差がありますが、アロガ製品の中で組み合わせれば必ず体は応えてくれると確信しています。
「体の声を聴いて、体と相談してください」
【49号】 2019-4-11
第49号のテーマは「なぜ『アロエ1』が必要か?①」です。
アロエベラを知ってますよね?
何百種類もあるアロエの中で、真実という意味の「ベラ」がつく「アロエベラ」は薬用植物の王様です。
傷や火傷を治す、熱を下げるなど、太古の昔から薬効があることで知られているアロエベラ。
その活性成分が「アセマンナン」であることを明らかにしたのは、アロガ社創業者であり研究開発責任者のビル・マカナリー博士です。
ビル・マカナリー博士はアセマンナンを発見しただけでなく、マクロファージを活性化することが治癒につながっていることを突き止めます。
マクロファージとは、免疫細胞の一種で「食細胞」として知られています。
まさに字の通り、死んだ細胞やその破片、体内の変性した物質、外来の細菌など体にとって異物と認識したものを飲み込んで処理する細胞です。
もちろん、アポトーシスした細胞もマクロファージが処理します。
マクロファージはただ「食べる」だけでなく、異物の情報を他の細胞に伝えたり、他の免疫細胞を活性化することで免疫系全体を動かす司令塔でもあります。
傷が治るときも、風邪など引きにくい体になるときも、がん細胞増殖のリスクを減らすことも、マクロファージがどれくらい働ける状態にあるかが大きなカギを握ります。
疲れたときやストレスを感じているときに「免疫が落ちる」と言いますよね。
免疫が落ちるのは、マクロファージの働きが落ちているからです。
マクロファージが元気でいれば、自ずと治癒力が高まります!
『アロエ1』には、最高品質のアセマンナンが1カプセルに400㎎も入っています。
そしてアロエベラに含まれるその他の多糖類も180㎎入っています。
何といっても、アセマンナンを発見したマカナリー博士が作ったアロエ製品ですから他社とは一線を画しています♪
アロエのチカラを毎日の生活に取り入れれば、免疫の底力がついてきますよ。
【50号】 2019-4-21
第50号のテーマは「なぜ『アロエ1』が必要か?②」です。
49号では、アロエベラの活性成分「アセマンナン」はマクロファージを活性化する働きがあり、免疫全体の活性化に重要だということをお伝えしました。
今回は「糖としての働き」についてお伝えします。
アセマンナンは主にマンノースという糖が連なった多糖体で、ランダムにアセチル基がついている(修飾といいます)ことからアセマンナン(アセチル化マンノース多糖体)と命名されました。
詳しい形はともかくとして、重要なのは糖と糖のつながり方です。
糖と糖のつながり方には「α(アルファ)グリコシド結合」と「β(ベータ)グリコシド結合」があります。
多糖体とは糖がたくさんつながっている状態なので、小さくするにはこの結合を切る酵素が必要になります。
人間はα結合を切る酵素は作れますが、β結合を切る酵素は作れません。
唯一例外として、乳糖(グルコースとガラクトースがβ結合でつながっている二糖)を切る酵素を作れるようになった人種がいます。
「私、牛乳は大丈夫なので乳糖を分解できる人種ですか?」と思いますよね(笑)
遺伝的に乳糖を分解できなくても、乳糖を分解できる腸内細菌を獲得していれば大丈夫なんですよ。
アセマンナンをはじめ、植物由来の多糖体のほとんどはβ結合でつながっています。
つまり、人間は自分のチカラで植物由来の多糖体を消化することができません。
さて、どうしましょう?
牛乳の場合と同じく、私たちは腸内細菌のチカラを借りて、植物由来の多糖体を分解してもらっています。
腸内細菌は、多糖体(エサ)を分解することで増殖し、副産物として短鎖脂肪酸を作ります。
短鎖脂肪酸は腸のエネルギーになるだけでなく、さまざまな有益な働きを持っています。
分解されて小さくなった糖は、腸から血中へ、血中から各細胞へと運ばれ、糖鎖の材料になったり、エネルギーになったりと使われていきます。
特にマンノースを豊富に含むアセマンナンは、糖鎖の形成に重要な多糖体です。
昨今、腸内環境が体全体の健康につながることがわかってきました。
免疫系はもとより、脳の発達や疾患にまで腸内環境は影響を及ぼします。
その中心にあるのは腸内細菌の在り方です。
腸内細菌が欲しがっている多糖体(エサ)をどれだけの量、どれだけの種類食べているかによって、腸内環境は変わります。
アセマンナンは、多糖体のひとつとして腸内環境を整えるとともに、糖鎖の材料となり、またマクロファージを活性化して全身の免疫力をサポートします。
『アロエ1』には、最高品質のアセマンナンが1カプセルに400㎎も入っています。そしてアロエベラに含まれるその他の多糖類も180㎎入っています。
何といっても、アセマンナンを発見したマカナリー博士が作ったアロエ製品ですから他社とは一線を画しています♪
アロエのチカラを毎日の生活に取り入れれば、全身の健康が向上しますよ。
【51号】 2019-5-2
第51号のテーマは「なぜ『アロエ1』が必要か?③」です。
50号では、アセマンナンの「糖としての働き」についてお伝えしました。
アセマンナンは腸内細菌のチカラを借りて分解している、つまり腸内細菌のエサ(プレバイオティクス)になる多糖体です。
腸内細菌ってどこから来るか知ってますか?
お母さんの産道を通るときにもらってきているんですよ。
腸内細菌はお母さんからの最初のプレゼントなんです。
プレゼントした腸内細菌を育てるために、お母さんは母乳を与えます。
母乳はお母さんからの2番目のプレゼントです。
母乳には赤ちゃんを育てるために必要なすべての栄養が入っています。
タンパク質や脂質、ビタミン・ミネラルに加え、乳糖がかなり入っています。
そして、130を超えるβ結合オリゴ糖とかなりの量の遊離マンノースも入っています。
50号で「ヒトはβ結合した多糖体を分解する酵素は作れない」と書きました。
例外として、乳児の時だけ乳糖を分解する酵素が作れること、大人になったら腸内細菌が代わりに乳糖を分解してくれるとも書きました。
つまり、母乳に入っている乳糖は赤ちゃんが自分で分解できるのですが、その他130を超えるβ結合オリゴ糖は腸内細菌のために入っているのです!
たっぷり母乳を飲む赤ちゃんは、体だけでなく腸内細菌も育っているんですね。
幼児期に健康な腸内環境を確立したかどうかは、脳の発達から大人になってからの疾病リスクまで、大きく影響することがわかっています。
母乳を飲んでいる時期は人生の中でほんのわずかです。
断乳以降、腸内細菌は何をエサにしていけばいいのでしょうか?
食べ物から得る、β結合をした植物由来の多糖体がその役割を果たします。
母乳には130種類以上のオリゴ糖が入っていましたが、日々のお食事にはどれくらい入っていますか?
植物由来の多糖体の中でも、数多くの利点を持っているのがアセマンナンです。
さらにアロガ製品はすべてが植物由来の成分、たっぷりとβ結合多糖体が入っていますよ。
アロガ製品は、ヒトの細胞だけでなく、腸内細菌の健康も導きます♪
【52号】 2019-5-12
第52号のテーマは「アポトーシスとは?①」です。
アポトーシスとは、必要がないと判断された細胞が他の細胞に迷惑をかけることなく粛々と消えていく様を表した言葉です。
「(遺伝子に)プログラムされた細胞死」と訳されています。
大変複雑な過程を経て行われるのですが、意外と身近な出来事ですので、いくつか例を挙げてみましょう。
よく使われる例は、5本指ができる様子です。
胎児の手足はある時期まで野球のミットのように指の間に水掻きがあるのですが、産まれる時には5本指に成形されていますね。
水掻き部分の細胞がアポトーシスでなくなったのです。
変態しながら成長する昆虫やカエルなどの変化も、アポトーシスによるものです。
このように個体を形成する成長過程だけでなく、大人になってもアポトーシスは毎日起こっています。
ほとんどの細胞は、古くなると新しい細胞に入れ替わる「再生」を繰り返しています。
腸の細胞は数日、赤血球は約3ヶ月、皮膚も肝臓や腎臓も骨だって定期的に再生を繰り返しています。
でも「いま再生してる~♪」なんて感じたことありますか?
ないですよね(笑)
細胞ひとつの単位で新陳代謝をしているのですから、感じるはずがありません。
ちなみに、アポトーシス と対比される細胞死はネクローシス(壊死)です。
血流が止まったり物理的に細胞が破壊されることで起こる突然の細胞死は広範囲に及び、痛みや炎症を伴って体に負担がかかります。
アポトーシス に話を戻しましょう。
入れ替わるのは寿命がきた細胞だけではありません。
戦い終わった免疫細胞や間違って自分を認識してしまう免疫細胞、遺伝子が傷ついてがん化しそうな細胞・・・
体に必要なしと判断された細胞や危険な細胞はアポトーシスの対象になります。
体はアポトーシスを正常に機能させることで、体内をフレッシュに保ち、不調が起こらないようにしているのです。
もし不調を感じているのであれば、消えなければいけない細胞が残っていると言い換えることができそうですね。
【53号】 2019-5-21
第53号のテーマは「アポトーシスとは?②」です。
前回は、アポトーシスによって細胞が除去された後、新しい細胞が生まれる再生について簡単に触れました。
除去された細胞はどこへ行ってしまうのでしょう。
皮膚は剥がれ落ちて垢になり、古くなった腸の細胞は便になって排泄されます。
では、古くなった血液の細胞や危なくなった肝臓の細胞は?
まるで体に吸収されるように消えていく様子は観察されていたものの、長い間研究されることはありませんでした。
しかしとうとう「死にゆく細胞」をテーマにした研究が、2002年ノーベル賞医学・生理学賞を受賞しました。
アポトーシスは「遺伝子にプログラムされた細胞死」と訳されます。
スイッチが入った時、細胞は遺伝子情報に基づいて死に向かっていきます。
決して勝手に死ぬわけではありません。
「生きるべきか死ぬべきか」
ハムレットさながら、細胞は常に“健康になるための判断”をしているのです。
判断の第一歩は遺伝子の修復です。
修復できないと判断した場合(第二の判断)アポトーシスを起こします。
そして、正しい遺伝子を持った新しい細胞を生み出します。
①修復 ②アポトーシス ③再生
この3ステップが順序通り滞りなく行われていれば、体の中にあってはならない細胞は排除され、新しい細胞に入れ替わるはずです。
アロガは「体は健康を保つようにできている!」を追及する会社です。
アポトーシスという基本機能が細胞に備わっている理由を理解すると、なぜ体は健康を保つようにできているのかがわかってきます。
【54号】 2019-5-28
第54号のテーマは「アポトーシスとは?③」です。
細胞は健康を保つために、①修復 ②アポトーシス ③再生 を繰り返しています。
今回はもう少し詳しく説明しましょう。
第一ステップは、遺伝子の修復です。
遺伝子は普通に活動していてもかなりの頻度で傷がつきます。
さらにタバコを吸ったり、強い紫外線に当たったり、細菌やウイルスに感染することで、傷がつく頻度は1日50万回とも100万回とも言われます。
そこでまず細胞は、変異したところを修復しようと試みます。
修復機能は10種類以上も備わっているのですから、細胞はできる限り修復しようとしていることがわかります。
でも、修復できない場合もあります。
変異したままの遺伝子を持った細胞が体内に居続けることは非常に危険なので、細胞は自死装置「アポトーシス」を備えているのです。
危ないなら細胞ごと消す…確実かつ安全な方法ですね。
無事に除去した後は、正しい遺伝子を持った新しい細胞が再生されます。
このようにして、体は「細胞レベルでの新陳代謝」を繰り返しているのです。
私たちの体を形作っている約40兆個の細胞は、「直せるものは直す」「直せないものは消す」「新しい細胞を生み出す」という基本機能を備えています。
常に前向きだと思いませんか?
それなのに、体の不調が増えているのはどうしてでしょう。
近年、細胞の「生」だけでなく「死」を再認識することで、新しい考え方や病気に対する解決策が模索されています。
例えば、がん化した細胞を除去するにはどうしたらいいか。
例えば、自己を認識する免疫細胞を除去するにはどうしたらいいか。
医学の分野だけでなく、栄養面のアプローチも研究が進んでいます。
細胞が無事に一生を終えるためには、どんな栄養が必要なのでしょう。
それは医薬品と違い、細胞をどう生かすのかにもつながります。
アロガ製品は、細胞の一生をサポートします。
【55号】 2019-6-8
第55号のテーマは「ビルからの伝言」です。
全国5ヶ所で開催された《Living the AROGA life~ビルからの伝言~》で、大神社長から伝えられたメッセージ。
Facebookにアップされましたので、メルマガでも共有します。
(多少表現に手を加えました。原文はFBをご覧ください)
<要点1:植物の薬効>
世にあるほとんどすべての薬品(ドラッグといわれる類)は、もともとは植物由来のものです。
効能・効果を標ぼうするための活性成分は、植物から単離・標準化され、有効量を決め、有効性が実証され、特定の医療的用途に使うために政府行政機関により承認された上で市場に送り出されます。
私の例で言えば、アロエベラの活性成分はアセマンナンであることを発見しました。
<要点2:植物全体を使用する意義>
不活性成分(その植物の中で活性成分と認められない物)は常に廃棄されてきました。
しかし最近、その不活性成分を活性成分に加えると、活性成分の活性が増強されることがわかりました。
また、不活性成分を加えると、ヒトは活性成分に対して耐性になりにくくなりました。
これこそが、製品を開発するにおいて植物全体(Whole Foods)を使用することに惹かれた最大の理由です。
<要点3:アロガ独自の測定方法(物差しを持っていることの強み)>
私達は、まだ活性成分が見つかっていない、また、様々な健康上の利点をもたらすと言われている長い歴史を持つ植物を研究することにしま した。
それから、私達は望むべき効果を明確にすべく、すべての潜在的かつ機能的なケミカル・グループ(化学基:1つの単位として集まって分子の一部を形成する、2つ以上の原子)を測定する化学的方法を開発する必要がありました。
この知識は合法的にアロガ社の財産であり、偽の成分を含む製品とは異なり、一貫した効果を持つ製品を提供することができます。
FDA(Food and Drug Administration、日本の厚生労働省にあたる) は当社の適切な分析方法を検証し、これを承認しました。
<要点4:100%有効成分の製品造り>
私達は会社名を Aroga (アロガ)と名付けました。
これは健やかで幸せな生活 (人生)を意味するサンスクリット語です。
古代の食材のための古代の名前です。
私達はアロガのパスウェイズ製品を製造するために、凍結乾燥成分(30 年以上の安定性がある)を使用し、充填剤や滑沢剤を一切使用しま せん。
従って、アロガのサプリメントは植物に含まれるすべての有効成分 (植物の持つ活性成分、不活性成分)で構成されており、不要なものは一切含まれていません。
『パスウェイズ・コア』には、新しく発見された「アポトーシス」 と「オートファジー」の経路を活性化する成分が含まれています。
これにより、 すべての細胞を修復し、細胞成分の秩序ある分解とリサイクルを可能にして、修復できない細胞を除去することができます。
平均的な成人では、毎日約 500〜700 億の修復不可能な細胞が消化されます。
細胞中の生化学物質は、新しい健康な細胞を作るのに再利用されています。
『パスウェイズ・プラス』製品は、特定の臓器や体内のシステムの機能をサポートすることが目的です。
『アロエ1』は、細胞間のコミュニケーションをサポートし ます。
<要点5:本物の原材料を使用するチカラ>
アロガ独自の分析方法は、サプリメント業界における大きな問題を明らかに しました。
私達は、世界の原材料供給業者の 80%から 90%が偽物や希釈な原材料を販売していることに驚きました。
その問題を彼らにつきつけたところ、いくつかの原料製造業者はその問題を否定しました、また、 他の業者はみんな苦情も言わずその原料成分を使っているよ、そして希釈成分でも問題なくうまくいったと言っています。
原料供給業者は、こう言います。
ピュア(純粋)な原料が欲しいならば先払いしてくれ、他の顧客はピュアな原料などに代金など支払う気は無いんだからと。
アロガは長年にわたり、当社製品のために最高品質の原材料を安定的に提供できる原料供給者を世界中から特定してきました。
さらに、製造前、製造中、製造後に検査を行い、各製品が当社の厳しい基準を満たしていることを確認し、世界で最高品質の製品を提供できるようにしています。
アロガの製造方法は、製品が最高品質であることに加え、市場でベス ト・バイである製品(購入する価値に見合ったもの、その価格)であることを保証します。
【56号】 2019-6-16
第56号は「ドーピングフリー」です。
ドーピングとは「肉体を使うスポーツおよびモータースポーツの競技で成績を良くするため、運動能力・筋力の向上や神経の興奮などを目的として、薬物を使用したり物理的方法を採ったりすること、及びそれらを隠蔽する行為を指す。」とあります。
該当成分が入っている飲食やサプリメントを「知らずに」摂取してしまう「うっかりドーピング」も処罰の対象になります。
そこで、アロガ製品は「ドーピングフリー」なのかどうかを確認しました。
本社の最高法務責任者アーロン・ヘンダショットからの回答です。
「オリンピック準拠のWADA(世界アンチ・ドーピング機関〕の最新のリストに基づいてチェックしたところ、アロガ全製品は問題ない」
以前にも「ドーピングフリー」であるとの回答は得ていましたが、再度、最新リストと照らし合わせて回答してくれました。
日本には、日本国内のドーピング検査やドーピングに関する啓発活動を行う「JADA(日本アンチ・ドーピング機構)」という独立した国内調整機関があります。
WADAや各国のオリンピック委員会と連携していますので、WADAの基準で問題ないのであれば、国内でも大丈夫ということになります。
スポーツ好きのお友だちにも、アロガ製品はおススメですよ♪
【57号】 2019-6-23
第57号は「お肌の健康」です。
先日、リーダーさんたちの体験談を聞く機会がありました。
皆さん一様に「肌がきれいになった」と「他の人に言われるようになった」と嬉しそうでした。
ご自身では「きれいになったかも~」と思っていても、周りの見る目が変わるのは嬉しいものですよね。
お肌の健康とアポトーシスの関係は、もちろんあります。
お肌は体全体でも再生速度の早い細胞です。
常に紫外線や細菌などのストレスにさらされる頻度が高い臓器だからです。
体の外側と内側の違いはあっても、腸でも同じことが言えますね。
たった0.2㎜ほどの厚さの表皮ですが、下から基底層、有棘層、顆粒層、角質層があり、表面を皮脂膜が覆っています。
基底層で生まれた細胞が、下から上へ約30日かけて上がってきて、最後に垢となって剥がれます。
こう書くと、基底細胞が生まれてくることが主導権を握っていると感じますよね?
実は「アポトーシスを完了する」ことが正常な表皮機能のために必須なんです。
皮膚にとってアポトーシスは、皮膚の恒常性を維持するための必須機能です。
皮膚の厚さや再生速度、免疫細胞まで含めた恒常性を維持するのはアポトーシスです。
乾癬や皮膚がんをはじめ、恒常性異常の皮膚疾患ではアポトーシスの異常が観察されています。
もちろん、疾患以前に、アポトーシスは健康な肌のための必須機能です。
正常なアポトーシスができれば、正しい機能を果たす細胞がそれぞれの層を形成し、健康な皮膚を維持してくれます。
理想を言えば、健康な皮膚が分泌する皮脂膜が水分を閉じ込めてくれるので、あれこれ塗らなくても大丈夫なはずです(笑)
もうひとつ重要なのは、皮膚の健康には免疫力や栄養が必要だということ。
「肌の健康は8割が内側から」と言います。
バランスの良い栄養摂取が何よりも大事なのは、言うまでもありません。
植物に入っている天然のビタミンCを取ったり、体全体の免疫力を高めるため腸の健康に留意したり、お肌をきれいにする早道は意外に身近だったりします。
アロガ製品を摂り続けている仲間が「周りからきれいなったと言われる」理由、わかりましたか?
お肌がきれいになり始めたら、体の中もきれいになり始めてますよ♪
【58号】 2019-7-04
第58号は「パスウェイズ® プラス1」です。
キャンペーンに合わせて、プラス製品の特長をお伝えしていきます。
『プラス1』は、「外敵に負けない健やかな体づくり」つまり「免疫系をサポートする」製品です。
免疫系の本来の働きは、細菌、ウィルスなどの外敵から自分を守ることです。
免疫系にはいろいろな種類の細胞があります。
その中には、自分の細胞と違う姿を認識する能力に長けた細胞がいます。
細菌やウィルスは、まったく違う姿をしているのですぐにわかります。
体には100兆個ともいわれる常在菌が共生していますが、免疫系は長い時間をかけて「両者に益のある」菌を攻撃しないように学習しました。
益のある腸内細菌が増えると免疫系はさらに強くなるのですから、体とは面白いものです。
一方、自分の細胞ですが、感染すると細胞表面の様相が変わります。
糖鎖をご存知の方は、糖鎖を含む細胞表面の変化を想像できると思います。
免疫細胞は正しい姿をした自分の細胞なのか、そうではないのかを区別しています。
感染細胞だけでなく、がん細胞をはじめとする不健康になった細胞は、免疫細胞に認識されるような姿になっています。
免疫細胞は常にこの変化を探しながら体中をパトロールしています。
健康への第一歩は、「攻撃をしかけ自分を守る免疫細胞」が正しく働くことです。
ビル・マカナリー博士が発見した「アセマンナン」は、免疫系を調節する働きがあります。
免疫系の司令塔マクロファージを活性化する、糖鎖を作る材料となる、腸内細菌のエサになる・・・など、免疫系にはなくてはならない多糖体です。
世界最高水準「アセマンナン」を高濃度で配合している『アロエ1』は、健康への第一歩をサポートする基本製品と位置づけられます。
では『パスウェイズ® プラス1』と『アロエ1』の違いは何でしょうか?
免疫系をサポートする点では同じです。
しかし、自分の細胞が不健康な状態に変化した場合、免疫細胞がすべてを認識できるとは限りません。
ウィルスに感染したとき、細胞の中に潜んでしまうとわからないことがあります。
がん細胞は、免疫系の目をかいくぐるように変化する場合があります。
さらに、免疫細胞自体が誤作動を起こす自己免疫疾患は、どうしたら正常に戻るのでしょうか?
今までの生化学では、攻撃を仕掛ける側の免疫細胞にしか目を向けていませんでした。
もちろん免疫系本来の働きは大切ですが、それだけでは解決できないこともはっきりしています。
「攻撃されるべき側」が積極的に消えていく仕組み「アポトーシス」との共同作業が不可欠なのです。
従来の免疫の考え方に加えて「アポトーシスを含めた免疫系」を意識することが、さらに上の健康へと導きます。
【59号】 2019-7-21
第59号のテーマは『パスウェイズ® プラス2』です。
『プラス2』は、「いつまでも颯爽と歩き続けたい方に」つまり「骨・関節・ホルモン(内分泌)系をサポートする」製品です。
ホルモンはアポトーシスと密接なかかわりがあります。
オタマジャクシからカエルに変わる変態は、ホルモンの作用でアポトーシスがコントロールされます。
出産直前から授乳期間中の乳腺の数も、ホルモンによってコントロールされています。
閉経によって女性ホルモンが激減すると骨粗しょう症のリスクが高まるのも好例でしょう。
ホルモンが正常に分泌され、正しく情報を伝えることが、全身のアポトーシスにとって必須条件なのです。
骨は、体の構造を維持する重要な臓器です。
骨はカルシウムが固まったコンクリートのようなもの…ではなく、細胞でできています。
他の細胞と同じように日々ダイナミックに変化しながら再生しています。
作る役目の骨芽細胞と、壊す役目の破骨細胞がバランスを取りながら、アポトーシスに関わる一連の働き ①修復 ②アポトーシス ③再生 を繰り返して強い骨を細胞レベルで制御しています。
全ての細胞には「どの栄養を適正に使うのか」が「あらかじめ遺伝子にプログラム」されています。
遺伝子の働きを促進し、活性化し、統合する栄養が、細胞の基本的な働きには不可欠です。
骨にはカルシウムやビタミンDが必要ですが、ビタミンやミネラルの増減だけでは強い骨を作ることはできません。
遺伝子の働きをサポートする栄養が必要なのです。
骨は、さまざまなホルモンの影響を受けています。
成長を促すホルモン、栄養の吸収代謝にかかわるホルモン、ミネラルの調整をするホルモン、エネルギーレベルを調整するホルモンなどなど。
一方で、骨からも成長因子や調整因子が分泌され、アポトーシスを調整していることがわかっています。
関節は、骨と骨をつなぎ合わせる臓器です。
日常生活では、骨の不具合よりも関節の不調を感じることが多いかもしれませんね。
関節の炎症を引き起こしている組織は、①修復 ②アポトーシス ③再生の流れに沿って治癒していきます。
そのためには、関節を作る栄養だけでなく、アポトーシスをサポートする栄養が必要です。
植物由来の「植物ステロール」は古来からよく知られる「ホルモンのバランスを保つ成分」です。
『パスウェイズ® プラス2』に配合されているワイルドヤムは、ホルモン系をサポートする植物の代表格です。
副腎皮質や生殖器から分泌されるステロイドホルモンと似た構造を持ち、ホルモン分泌を正常に保つようにサポートします。
最近の研究では、植物ステロールが遺伝子に働きかけることがわかっています。
また、植物ステロールだけでなく、アポトーシスをサポートするファイトケミカルが次から次へと明らかになっています。
研究のほとんどは、植物から「アポトーシスに作用する薬」を作ろうとするものです。
選択性、毒性、効果などをクリアした薬ができるかもしれませんし、できないかもしれません。
しかしアロガは、100%植物成分のサプリメント(食品と捉えています)で「アポトーシスをサポートする」解決策を提供しています。どちらを選びますか?
【60号】 2019-7-29
第60号のテーマは『パスウェイズ® プラス3』です。
『プラス3』は、「聡明でめぐりのよい毎日のために」つまり「脳・神経系をサポートする」製品です。
脳神経細胞はお互いがつながることによって複雑なネットワークを作っています。
生後、環境に適応しながら脳神経細胞は相手を探してつながっていきます。
この時、残念ながらどの細胞ともつながらなかった脳神経細胞は、アポトーシスによって除去されます。
生れてすぐに脳神経細胞は減ってしまうの?!
はい、それを見越して赤ちゃんの脳神経細胞は多めに作られて生まれてくるのです。
一度つながった脳神経細胞は、ずっとそのまま死ぬまで使い続けると思われていました。
しかし最近の研究によって、脳にも神経幹細胞があることが明らかになり、脳神経細胞も再生される可能性が示されました。
コロンビア大学の研究チームは、認知や記憶をつかさどる海馬の幹細胞は、年齢に関係なく活性化できることを報告しています。
一方で、神経細胞はほぼ再生しない細胞と認識されていることも事実です。
再生しない細胞が常に正常な機能を維持するためには、細胞の中の秩序がより重要になります。
細胞の中にあるタンパク質やミトコンドリアといった構成成分の品質管理が重要だということです。
この機能を「オートファジー」といいます。
2016年にノーベル賞生理学医学賞を受賞したテーマです。
自生植物には、古来から脳機能をサポートする成分を持つものがあります。
バコパやツボクサは、どちらも脳神経細胞の保護や再生をサポートすることで知られています。
初期段階では、脳神経細胞を保護することで不必要なアポトーシスを回避できます。
細胞の修復が正常に行われないと、過多なアポトーシスを引き起こすことになります。
最近の研究によって、バコパはオートファジーを活性化することによって「脳細胞内の掃除」をサポートすることがわかりました。
細胞は常に細胞内を掃除していて、ゴミが溜まってしまうと過多な細胞死を引き起こすようです。
ゴミ(異常なたんぱく質)の種類は違いますが、アルツハイマー病やパーキンソン病では「オートファジーがうまく働いていない」ことがわかっています。
また、ツボクサは体内の毒性を減らす働きがあります。
脳のみならず、腎臓や肝臓、さらには化学療法の毒性も下げることがわかっています。
認知や記憶を司る脳内の海馬への毒性も減らすことができます。
脳はとても複雑な臓器ですから、単一の成分で制御できるはずはありません。
さまざまな成分を含む植物だからこそ、複雑な働きをサポートできるのです。
バコパとツボクサは一緒に摂取することで相乗効果が生まれることもわかっています。
10年の歳月をかけて6種類の自生植物を配合した『パスウェイズ® プラス3』を日々の生活に取り入れてみませんか?
【61号】 2019-8-5
第61号のテーマは『パスウェイズ® プラス4』です。
『プラス4』は、「すっきり健やかなお腹のために」つまり「消化器系をサポートする」製品です。
ここ10年ほどで腸内環境の重要性は常識になりました。
腸内細菌は単に善と悪で分類するのではなく、糖質(食物繊維)を主に分解するもの、脂質を好んで栄養にするもの、腸内が酸性に傾くと増えやすくなるものなどなど、100兆個を超える細菌たちの世界が見えてきています。
便宜上、「善玉菌」「悪玉菌」と称しますが(笑)
そして腸内環境を整える栄養、つまり体にいい働きをしてくれる「善玉菌」が喜ぶ食べ物にも注目が集まっています。
いい働きをしてくれる腸内細菌を「プロバイオティクス」、喜ぶ食べ物を「プレバイオティクス」と呼び、両方が入っているサプリメントなどは「シンバイオティクス」と呼ばれます。
このようにして腸内細菌の研究が進むにつれ、腸内環境と健康・疾病の関係が明らかになってきました。
腸管には体全体の70%を占める免疫細胞が集まっている、腸内細菌は体に有益な短鎖脂肪酸を産生する、ビタミンやホルモンも産生する、自律神経をコントロールしているetc.
人間と共生している腸内細菌は「ただ住まわせてもらっている」のではなく、腸内細菌によって「体はコントロールされている」とも言えるのです。
「腸は第二の脳」や「腸脳(または脳腸)相関」といった言葉が代表するように、いまや腸内環境を整えることが、健康維持や疾病予防さらには治療にまで影響します。
プロバイオティクスもプレバイオティクスも気をつけています!
そうですね。では腸内細菌のベッドはどうですか?
腸内細菌だってふかふかのお布団が好きです。
汚れていたり、薄い布団は嫌いですよ(笑)
腸内細菌は、腸壁のそばにいます。
しっかり厚く、適正なpHを維持した腸壁なら「善玉菌」は増殖します。
薄かったり酸性に傾いたり脂っぽかったりする腸壁は好みません。
普通は少数派の「悪玉菌」や「病原菌」は、「善玉菌」が少ないところを狙って住み着き増殖します。
腸壁が薄いと腸内の内容物が未消化のまま腸管を通ってしまうリスクも高くなります。
Leak gut(漏れ腸)と名前もついている状態は、腸の炎症やアレルギーを引き起こす原因になります。
お気づきですね?
ここ10年ほどでプロバイオティクスとプレバイオティクスをサポートすることは常識になりましたが、「腸管を正しい状態にする」重要性はまだ広く知られていません。
幸いにも、腸の再生は数日で行われます。
寿命が来たりダメージを受けた細胞を、いち早くアポトーシスし再生を促せば「腸管は正しい状態」になります。
これからは、腸内細菌ー腸管の健康と、それをサポートする栄養に目を向ける時代です!
【62号】 2019-8-23
第62号のテーマは『パスウェイズ® プラス5』です。
『プラス5』は、「力強く規則正しい鼓動をいつまでも」つまり「循環器系をサポートする」製品です。
循環器系は、血液を送り出すポンプ役の心臓と、全身をめぐる血管の両方を含みます。
心臓は重要な臓器ですが、血管の健康もたいへん重要です。
血管の中を流れているのは、栄養、酸素、ホルモン、免疫細胞など。
私たちは、コレステロールや中性脂肪、白血球数や各種ホルモンを血液検査で測り健康状態をチェックします。
血圧測定も大事ですね。
しかし、血管を構成している細胞の健康はなかなか測れませんね。
実は、循環器系では血管の内側を構成する「内皮細胞」がとても重要なのです。
まず血管の構造を簡単に説明しましょう。
動脈や静脈といった太い血管は3層でできています。
外膜・中膜(平滑筋細胞)・内膜(内皮細胞)です。
一方、全身にくまなく広がる毛細血管は内皮細胞だけの1層でできています。
太い血管も細い血管も支えているのは「内皮細胞」なんですね。
血管の中を流れるものと直に接する内皮細胞は、単なる内張ではなく、さまざまな機能を担っています。
例えば、内皮細胞は一酸化窒素を介して血管の収縮と弛緩をコントロールしています。
また、血液が固まらないように、あるいは必要があれば固まるようにコントロールしています。
血管は閉じた世界ではなく、血管の中から外へ出ていくゲートでもあります。
傷を負ったとき、血管内から白血球などが外の組織に染み出すことで傷を治します。
食べ物の中に入っているものであっても通っていいものとダメなものが選択されています。
脳には血管脳関門があり、厳密に選択されています。
血管が切れてしまったり詰まってしまった時は、新しく作り直して(血管新生といいます)栄養や酸素を再び届けます。
どうですか?
ほんの少し挙げただけでも内皮細胞の健康は重要だということがわかっていただけたことと思いますが、その健康を脅かす要因もたくさんあります。
喫煙、糖尿病などの生活習慣病、運動不足、肥満、酸化ストレス、加齢 etc.
もし内皮細胞機能が悪くなってしまったら、高血圧、脂質異常症、血栓形成、動脈硬化、末梢血管障害、脳血管傷害、心臓機能低下など、どれも重大な健康被害を引き起こします。
血管内皮細胞も他の細胞同様、ダメージを受けたら①修復 ②アポトーシス ③再生をします。
細胞レベルの新陳代謝を促せば、内皮細胞の機能を維持することができます。
血管の若返りは体の若返りです♪
【63号】 2019-9-07
第63号のテーマは『食事摂取基準』です。
5年ごとに改定されていて、現在は2015年版で運用されています。
健康増進や疾病予防を目的に、エネルギーや各栄養素の摂取推奨量や目安量を定めています。
栄養素によっては耐容上限量も定められています。
例えば、ビタミンCの推奨量は一日100㎎、カルシウムは700㎎、などです。
2010年版の策定方針は「健康の保持・増進」と「生活習慣病の発症予防」でした。
しかし2015年版では「生活習慣病の重症化予防」が加えられました。
私はこれを見てショックでした。
食事摂取基準は、国内外の研究や知見を加味して、専門家たちが検討を重ねて定めます。
ある時期から不飽和脂肪酸が項目に加わり、食物繊維も加わりました。
必要だと言われている栄養素はほぼ網羅されています。
でも、健康増進はおろか、重症化を視野に入れる時代になってしまったんですね。
くしくも、NHK『ためしてガッテン!』でマグネシウムを取り上げていました。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190904/index.html
ご覧になりましたか?
マグネシウムは、日本食を食べていれば不足することは少ないミネラルです。
しかし、ストレスがかかる状態では、マグネシウムは尿から排泄されてしまい、不足する可能性があると伝えていました。
この例のように、今までは食生活の変化によって栄養素が不足することを心配してきましたが、ストレスも影響することがわかってきました。
それぞれの栄養素の過不足は重要ですが、数値だけを指標にしていて大丈夫なんだろうか?という疑問が生じるのです。
体全体の機能、バランス、そしてストレスマネージメントまでをも視野に入れた栄養学が必要なのではないか?と。
細胞にはまだまだ知られていない働きがあることを、アロガを通して知りました。
アポトーシスやオートファジーといった、全ての細胞が持っている基本機能には、食事摂取基準に取り上げられていない栄養成分が必要であることも、アロガを通して知りました。
少なくとも私は、アロガに出会って「疾病予防」より「健康増進」ができるようになっている実感があります。
【64号】 2019-9-18
第64号のテーマは『特許』です。
特許にどんなイメージを持っていますか?
特許は、新しい技術や研究を保護したいときに申請します。
厳しい審査の結果、その技術や研究が新規であり正しい理論や技術に基づいているものであれば、めでたく特許取得となります。
特許を取得するメリットは、申請してから20年間保護されますので、独占的に技術や研究を使うことができます。
医薬品なら、その間に新薬として販売でき、膨大な利益を生むことができます。
他社が利用したければ特許使用料を支払うことになりますから、いずれにしても利益を生むわけです。
では、サプリメントの場合はどうでしょうか?
そもそも、サプリメント自体で特許を取得することは稀です。
特許申請から取得までには時間も費用もかかります。
医薬品と違って、特許で保護されても大きな利益につながるわけではありません。
費用対効果は期待できないのです。
時々、特許取得と謳っている製品を見かけます。
しかし、内容は精製技術や測定法の場合も少なくありません。
もうひとつ、特許は各国で申請して審査を受けるものなので「国際特許」は存在しません。
ここまで否定的なことを書きましたが、サプリメントであっても特許申請の意味はあります。
まず第一に、特許申請書類を読めば、開発者の意図がわかります。
サプリメントを選ぶ側にとって、どのような開発製品なのかを知るのは大切なことです。
次に、特許申請中は、類似した特許は申請すらできません。
つまり、特許を取得していなくても、申請しているだけである程度の保護ができるということです。
もうひとつ、特許内容の研究や技術があるのだということを特許庁側に知らせることができます。
研究者のみならず、それを審査する側のスキルアップも大切です。
『パスウェイズ®』は特許申請中です。
『ソキットジェル』と、ほぼ同じ組成でできている関連製品の『セラジェル』は特許取得済みです。
次回からは、『パスウェイズ®』の特許について触れていきますね。
【65号】 2019-10-3
第65号のテーマは『パスウェイズ®の特許』です。
約1万年前、人類は狩猟採集食から農業食へと移行し始めました。
安定した食料を確保できるようになった一方で、本来摂取できていた植物成分が失われていきました。
ビル・マカナリー博士たちは、農業を基盤とした食事には、アポトーシス経路を調節する必須植物成分が足りていないと考えました。
最近の研究によって、植物エストロゲンが、病気につながりそうな異常な細胞を修復または排除することがわかってきました。
アポトーシスは、神経変性疾患、虚血性損傷、自己免疫障害および多くの種類のがんを含む健康状態に関係しています。
現代の食生活には、多くの栄養成分が不足していると指摘されていますが、植物エストロゲンもそのひとつです。
日本人は大豆食品を多く摂取するために乳がんの発症率が低い、と言われてきました。
食事の変化とともに乳がんの発症率が高くなっているのは残念なことです。
マカナリー博士たちは、アポトーシス経路を調節することを基準に成分を絞り込みました。
アポトーシス経路を理解せずに原料を選択したら、効果がないどころかマイナスの効果さえもあり得るかもしれません。
体全体の健康と構造に、具体的には、骨、関節、神経、脳、内分泌系、免疫系をサポートするサプリメントを開発するにあたり、異なるアポトーシス経路および他の経路にも作用する成分を選択しました。
以上、特許申請の基盤になっている考え方を私なりにごく簡単にまとめました。
申請書類全文は和訳してありますので、ご興味のある方はファイルでお送りします。
特定の成分、配合、精製方法ではなく、「アポトーシスをサポートする」《働き》で特許を申請するのは非常に稀です。
それだけユニークな製品だということですね。
【66号】 2019-10-17
第66号のテーマは『治療と治癒』です。
治療とは、他人の手を借りて病気を治す行為です。
体のある部分を治したい時、医療では何をしますか?
投薬か手術ですね。
薬は体の機能を促すか抑制して、症状がなくなる(感じなくなる)ようにします。
体の機能が正常に戻ったわけではありません。
手術をして患部を切除することもあります。
最近では、失われてしまったり機能しなくなった部分の再生医療も可能になってきました。
人工的に再生できる箇所はまだ限られていますが。
治癒とは、自分の力で回復する状態です。
体のある部分に不具合が生じた場合、体は自ら修復します。
修復できない場合、体は自ら細胞を除去します。
細胞がひとつ失われた時、体は自ら細胞を再生します。
これがアポトーシスの一連の働きです。
治療と治癒を比較してみましょう。
治療では「修復」できませんが、治癒ではできます。
治療では「除去」は手術によって行い、治癒は細胞単位で毎日行っています。
治療では「再生」は最先端医療によって特定の組織・臓器でできるようになってきましたが、治癒は細胞単位で毎日行っています。
治療は、医師の力量に左右されます。
だからこそ、医師は専門知識を持ち、国家資格を持ち、覚悟を持って医療に当たっています。
では治癒はどうでしょう?
治癒は、自分の力量に左右されます。
食事は?睡眠は?運動は?精神面は?
全て自分次第です。
治療が必要な時はあります。
もし治療をしていても、治癒力は必要です。
常に治癒できる体があれば、治療の機会は減って、本当の健康が手に入るはずです。
アロガは治癒できる体づくりのお手伝いができると信じています。
【67号】 2019-10-25
第67号のテーマは『2019年アロガ・ミーティング①』です。
《シェイン・マカナリーCEO》①
地球が生まれた太古の昔、人類が生まれる前、あらゆる伝説の時。
食べ物、動物、自然、すべてが調和していました。
我々が必要としている全てがそこにあり、我々はそこから始まったのです。
ヒトは食べ物がある場所に行って獲物を狩り、野菜や果物を採取しました。
取りに行かなければ食べ物を得ることはできませんでした。
寒いときは南に向かい、暑いときは北に向かって移動しました、動物と同じように。
時を経て、我々は何をしたのでしょうか?
ひとつは必要に迫られて、もうひとつはその道を選択しました。
必要に迫られたのは、食料を求めて遠くまで行かなければならず(自分で行けなければ誰かに頼まなければならず)、運動量に見合う量の確保ができるかどうかもわからなかったからです。
また、増大する人口に食料を供給する必要がありました。
そこで起こったのが「緑の革命」でした。
敢えて選択したことは、味や見た目の良さで作物を選ぶこと、そして早く簡単に成長する品種を選択的に育てるようになったことです。
これが大きな問題につながりました。
「緑の革命」には健全な意図と目的がありました。
人類を救済したいという目的です。
事実、10億人以上の人々を飢餓から救い、称賛を得ました。
一方で、功罪もあります。
結果的に絡み合った複雑な問題が発生しました。
狩猟や採取をやめてしまったことで、同じ土壌で同じ作物を作り続けることになりました。
本来あった多種類の作物を作らなくなってしまったのです。
また、カロリーだけに主眼を置き、それ以外の食べ物の側面を無視してきました。
ひとつ例を挙げましょう。
店頭で見かけるリンゴ(写真では赤、黄、緑の3種類)と見かけがバラバラの多種類のリンゴを比べてみましょう。
店頭で売られているリンゴは同じ色、同じ形でどれも全く同じに見えます。
これが当たり前だと思っています。虫食いの痕もありません。
手を加えることで変な方向へ変わってしまっています。
アメリカでは店頭に並ぶ半年から1年前に収穫して保管して一年中販売しています。
リンゴが成熟する時期は決まっているのに、人間側の都合で自然に逆らっているのです。
一方、見かけがバラバラのリンゴたちは、色も形も様々で見栄えが悪いです。虫食いもあります。
でも、こちらの方が本来あるべき姿であって、体にいいのです。
「緑の革命」では、農薬、化学肥料、除草剤を多用し、植物の改造(品種改良)も行われました。
土地に撒かれた化学肥料は消えてなくなることはありません。
植物に対する薬剤「ラウンドアップ」は、2回接するとヒトに何らかの健康被害が出ることがわかっています。
さらに、より良い作物を作るために、より良い肥料を、より良い農薬を、より良い除草剤を、というアプローチが行われてきました。
これを「製薬会社による作物へのアプローチ」と呼んでいます。
世界中には100種類以上のトマトがあり、色も形も含まれている栄養も多種多様です。
しかし、市場では全く同じ形同じ色のトマトが並んでいます。
同じタイミングで成長すれば、大型の機械で一斉に収穫できるからです。
このように「緑の革命」では2つの問題が生じました。
ひとつは、食物に潜む有害な化学物質です。
土壌や水に混入した化学物質は、すべてを入れ替えない限りなくなりません。
そして、そこで育った植物には必然的に化学物質が混入します。
これはもう回避不可能です。
もうひとつは、食物から失われてしまった成分ですが、これは努力すれば回避可能です。
我々の農業の歴史が、サプリメントの「必要性」を生んだのです!
いえいえ、、、「必要性」は他の選択肢があるように感じてしまいます、、、
我々の農業の歴史が、サプリメントの「必須性」を生んだのです!
太古の昔には全て摂取できていた成分。
体が設計通りに機能するためには、必要な栄養を摂取しなければなりません。
サプリメントは食物から失われた成分を取り戻す唯一の方法なのです!
【68号】 2019-10-29
第68号のテーマは『2019年アロガ・ミーティング②』です。
《シェイン・マカナリーCEO》②
「サプリメントは有効か?」
解決しなければならない疑問です。
実は、製薬会社がサプリメントは「有効」であることを証明しています。
多くの薬品は植物を原料にしています。
有効な植物を見つけ、活性物質を分離し、薬にして、特許を取得し、高額な薬価をつけて販売します。
例えば、マラリアの治療薬には1000以上の異なる植物が使われました。
もうひとつ例を挙げましょう。
紅色酵母米やヒラタケにはコレステロールを下げる物質が含まれていて、抗コレステロール剤が生まれました。
ビル・マカナリー博士は、アロエベラからアセマンナンを発見しました。
しかし、ある問題が生じました。
ほとんどの場合、植物に含まれている活性成分はひとつではありません。
さまざまな成分が複合的に働いています(例:ビタミンC)
だからこそ、アロガはホールプラントに注目しています。
『アロエ1』はアロエから水分だけを抜いた全成分を含みます。
アロエジェル全てが体にいいので、アセマンナンだけでなく他の成分も含まれています。
1つや2つの薬効成分では、体が必要としている条件を満たすことはできません。
市場に出ている120種以上の医薬品は植物由来です。
このことからも、製薬会社は植物が有効であるということを証明しています。
製薬会社的アプローチは、たった1つの成分に注目します。
例えば、トマトというとリコピンとかルテインとかを思い浮かべるでしょう。
しかし、必要なのはトマト全てです。
中南米に生息するある葉っぱは、噛むと歯の痛みが取れます。
元気がないときに噛むと元気が出ます。
そこで製薬会社が活性成分を薬にしました。
安全な葉っぱがとても危険なものになりました、その名はコカインです。
もうひとつ、白い粉を紹介しましょう。
あまり言われていませんが、コカインよりも8倍も依存性が高い粉です。
その名は、砂糖。
サトウキビ、リンゴetc. 植物の中にあるなら安全ですが、精製した砂糖は糖尿病や心臓病、脳卒中など様々な病気を引き起こす可能性が非常に大きくなります。
もうお分かりですね?
ホールフードには多種多様な成分が含まれ、それぞれが相乗作用を持っています。
たった一つの化学成分は、時に大きな危険をはらみます。
アロガの『パスウェイズ®』はホールプラントにこだわっています。
体が必要としている本来のものを取り入れるためです。
全ては我々が必要としているもの全てから始まりました。
元のやり方に戻らなければなりません。
しかし、今、食べ物だけで取り入れようとするのは困難です。
たった一つの材料、たった一つの植物で全てが満たされる魔法のような謳い文句で販売しているサプリメントがありますが、そんなことはあり得ないのはお分かりですね?
だからこそ、ホールプラントのサプリメントが必須なのです。
【69号】 2019-11-2
第68号のテーマは『2019年アロガ・ミーティング③』です。
《エリック・アグアヨCOO》①
最初の「緑の革命」は飢餓を解消することが目的でした。
世界規模の食糧不足を科学と西洋式技術を駆使して収束しました。
一方で、栄養不足が生じました。
私が生まれ育ったメキシコは、1943年に緑の革命が世界で初めて始まった国です。
後にアジア各国、そしてアフリカへと広がっていきました。
私の家も緑の革命で変わってしまった農家です。
小規模農家だったころは、自分たちが食べるものを季節ごとに育てていました。
メキシコはトウモロコシ、ベリー類、アボカドなど様々な農作物で有名です。
しかし緑の革命から、単式農法(単一栽培)になり、土地に合っていない植物を育てるようになりました。
土地と作物の不均衡が生じ、解決するために農薬が使われました。
例えば、昔はトウモロコシは200種類以上あったのですが、いま栽培されているのは3種類です。
見栄えと海外市場で売れるという理由で選ばれた3種類です。
大型の機械を使い、大量の水、大量の化学肥料や農薬を使って大規模農業に変わり、同じものが一年中食べられるようになった反面、何かを失いました。
それは、慢性的な栄養不足と肥満(体重過多)です。
メキシコでは人口の13~18%が慢性的な栄養不足です。
4人に1人の子供が、3人に1人のティーンエイジが、65%以上の成人が肥満です。
摂取カロリーは3000kcalを超えています。
新鮮な野菜や果物よりコカ・コーラの方が安いのです。
飢餓を救うための「緑の革命」は今、過食と栄養不足を生み出してしまいました。
そこで真の栄養問題を解決する「新・緑の革命」が必要です。
どうすれば栄養成分を取り戻すことができるでしょうか?
シェイン・マカナリーCEOも話したように、1種類の成分に注目するのは間違いです。
カロリーだけ考えるのも間違っています。
今までのシステムを変えなければなりません。
そのためには以下の5つのポイントが重要です。
①バイオマス循環
②理想的な土壌環境
③栄養素の喪失を最小限に
④生物学的、遺伝的、多様性の向上
⑤生物学的相互作用の強化
栄養素を取り戻すには土壌から考えなくてはいけません。
昔は有機物(ゴミも)の再利用をして土壌を豊かにしてきましたが、今は化学肥料に頼っています。
有機物はヒトが出すものだけでなく、その土地に生息する動物や微生物も土壌を豊かにしてくれます。
とても重要な多様性を軽視した結果、植物の病気や味に影響が出ています。
標準的なものだけを作る農業の弊害が出ています。
植物を取り巻く様々な環境を整えることによって、失われた栄養成分を取り戻す努力をしなくてはなりません。
ある意味、昔に戻ろうとしています。
【70号】 2019-11-7
第70号のテーマは『2019年アロガ・ミーティング④』です。
《エリック・アグアヨCOO》②
世の中はまだカロリー摂取に傾注しています。
カロリー消費と栄養消費の違いを認識しなければなりません。
アロガは、「新・緑の革命」とアロガが持つ最先端のマニュファクチャリング2.0(製造技術)を一体化させることで大きな違いを生み出しています。
①アロガの原材料は、新・緑の革命を実現しているサプライヤーから入手しています。
②必要な栄養素をそのまま維持・保存できる製造方法を用いています。
③栄養価を希薄にする滑沢剤や結合剤などは一切使用しません。
④原料の入手から製造段階に渡り、徹底した検査を行います。
『パスウェイズ®』の原料、アムラを例に説明しましょう。
アムラは南アジア原産で何千年も前から健康のために食べられている果物です。
栄養成分は30種以上含まれていることが、20件以上の論文明らかになっています。
どの植物も成分分析をすると、指紋のように特有のパターンを示します。
原産地で新・緑の革命で生物多様性のある土壌で育てられたアムラを、アロガではスタンダード・パターンとしています。
そこから比較的近い場所でも、土壌や日照条件などの環境の違いで分析パターンは変わります。
アムラは人気の果物なので、今は中国やヨーロッパなどでも工業的に栽培されています。
見た目や味はさほど変わらないかもしれませんが、分析パターンは全く違います。
アロガの原材料は、サプライヤーの土壌から原料の成分パターンまですべてをチェックしています。
アロエは世界中に栽培農家があります。
中国とメキシコでは違いますが、アロエの成分が入っていることを確認して入荷しています。
それは、アムラやアロエだけでなく、ウコン、カバノアナタケ、オオアザミ、ノニ、ビーツなど、製品の原材料は全て同じようにチェックしています。
さらに製造工程でも栄養成分が失われていないかどうかも確認しています。
製造工程にも違いがあります。
アメリカでは、カプセル製品を作る会社(工場)が3社あります。
いずれも大規模な工場で機械化で製品を作ります。
カプセルに原料を入れるために滑沢剤や結合剤などを使い、振動や重力を使って充填していきます。
添加物を入れることによって、栄養素としては30~60%希薄になりますし、おがくずや砂を使っていることもあるのです!
アロガでは、土壌や生物多様性を考えたサプライヤーから原料を入手し、各工程で検査を実施し、手詰めすることで、約束しているレベルの製品を作ることができるのです。
アロガのサプリメントは、後から加えれば済むようなものではありません。
栄養成分は原料そのものに入っている必要があるのです。
「緑の革命」で生じた問題を「新・緑の革命」で解決し、アロガによって「新・緑の革命」は達成されます。
【71号】 2019-11-18
第71号のテーマは『アロガ製品を摂って感じること』です。
アロガ製品を摂り始めてどれくらい経ちますか?
私は3年半経ちました。
多くの方々とお会いする中で、特にこの1年でよく耳にすることがあります。
1.肌がきれいになった
2.体温が上がった
3.冷え性がなくなった
4.よく眠れるようになった
5.疲れにくくなった
6.鼻の通りが良くなった
アロガ製品はアポトーシスをサポートすることで細胞の新陳代謝を促し、健康な体へと導いでいきます。
決して特定の疾患や症状を治療するものではありません。
何かの症状を感じている場合はすぐにでも症状がなくなることを期待しますが、それは体の基本が整ってからのことではないしょうか。
逆に、上記のような変化が起こり始めたということは、健康へと向かっている証だと思うんです。
アロガでは「そういえば忘れてたわ!」ということが多いです。
健康な状態が当たり前になると、不調だった時のことはすっかり忘れます(笑)。
お仲間同士で小さな変化を見つけてみませんか?
【72号】 2019-12-2
第72号のテーマは『サプリメントを摂る人の二極化』です。
自然療法専門医の小澤栄治さんがプレジデント・ウーマン(電子版)に寄稿した記事を抜粋して紹介します。
全文はこちらをご覧ください。
https://president.jp/articles/-/30414
アメリカでは「マルチビタミン」「フィッシュオイル」そして自分の悩みに合わせてもう1種類と、3種類ほどのサプリメントを摂っている人が一般的。
しかし、多くの人が値段やパッケージで選んでいます。
2015年、米国司法省がニューヨーク州で販売されているサプリメントをランダムに調査したところ、80%の製品に表示されている成分が一切入っていないこと、35%の製品には表示されていない成分が含まれていることが、ニューヨークタイムズに掲載されました。
これを受けて、健康意識の高い人と一般的な人の差が大きくなりました。
健康意識レベルと健康ケアにかける金額で(上から)エクストリーム、上、中、下のピラミッドに分類すると二極化します。
前述した3種類ほどのサプリメントを摂取する一般的な人はピラミッドの下の部分にあたります。
上に行くほど健康意識が高く、中レベルまでの人は食事で足りない栄養を補給するのが目的です。
上レベルの人は、栄養素を補うのはもちろん、医師や有識者の指導をもとに病気予防やアンチエイジングのためにサプリメントを取り入れています。
さらに、上レベルのなかには“エクストリーム”層があり、ここは常に120%のパフォーマンスができるように体を完璧な状態に調整する人です。
ピラミッドの上に行くほど、質の高いサプリメントを求め、目に見える効果を期待し、医師などプロのサポートを受けてサプリメントを選び、健康維持にかける金額も大きくなっていきます。
アメリカで医師からサプリメントのアドバイスを受ける場合は、統合医療または代替医療の知識がある医師にかかる必要があります。
こういった医師が処方するのが、ドクターズサプリメント。
第三者機関が検査(原料、製造段階、製品、不純物など)をしたもので、審査を経たという証明書とエビデンスがあるものです。
サプリメントは薬ではありませんが、質の良い体にあったものを摂れば同様の効果が期待できます。
アロガは、栄養成分の含有量を常にチェックしながら原料を入手し、徹底した品質管理と、医薬品を作っている自社工場で手詰めして作る(機械化に必要な添加物を一切使わない)アポトーシスをサポートするサプリメントを提供している会社です。
サプリメント消費者が二極化している今、アロガエクストリームが選ぶ会社だと思いませんか?
【73号】 2019-12-13
第73号のテーマは『インフルエンザ対策』です。
今回もプレジデント・オンラインの記事から引用してインフルエンザについて考えてみます。
記事はこちらをご覧ください。
https://president.jp/articles/-/31402?fbclid=IwAR3EneZEO9D5BN_l2SW8zwOWGcHqa_JxuO4ngmXiXDLHHWy6ATpVrUdMCUg
抗生物質(抗菌薬)の効かない薬剤耐性(AMR)をもった菌による被害で、日本でも年間8000人以上が命を落としている──そんなショッキングな推計結果を、国立国際医療研究センター病院と国立感染症研究所の研究グループが公表しました。
耐性菌の話を聞いたことがあると思います。
原因は抗生物質の使いすぎ、風邪に抗生物質は効かないのに処方していました。
患者側も薬をもらうことが常識になっていましたよね。
国は医療費が逼迫し、耐性菌が深刻になって初めて、注意喚起を促しました。
耐性は細菌だけではありません。
抗インフルエンザ薬は抗生物質に比べて歴史が浅いにもかかわらず、もう耐性ウイルスが出現しました。
風邪に抗生物質が効かないことは知っている人でも、インフルエンザに罹ったら慌てて薬をもらいに行きます。
抗生物質と同じ轍を踏もうとしています。
風邪もインフルエンザも、日ごろの生活次第で罹患率は下がります。
日ごろから手洗いとうがいをし、免疫力を高める生活をすること以上の特効薬はないのです。
アロガには、免疫力を高めることが確認されているアセマンナンが高品質高配合されている『アロエ1』と、100%天然成分の口腔ケア製品『セラジェル』があります。
この時期は、朝晩の歯磨き後だけではなく、日中のうがいにも『セラジェル』を試してみてくださいね。
【74号】 2019-12-24
第74号は動画のお知らせです。
アロガの魅力をお伝えする動画を作成し始めました。
Youtubeで限定公開(リンク先を知っている人だけが見られる)しています。
スタートは以下の2つです。
来年は他のテーマについても作っていくつもりです。
「アポトーシスをサポートすることがなぜ健康につながるのか?」
https://youtu.be/o0HhTr6vVHM
「アポトーシスをサポートする栄養成分とはどんなものなのか?」
年末年始にご家族やご親戚、懐かしいお友だちと会う機会があると思います。
是非ご活用ください!
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