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オーラルケア

オーラルケアの重要性

火傷や切り傷、口内炎、虫歯に歯周病、自己免疫疾患による潰瘍やドライマウスなど、口腔内のトラブルは生活の質を著しく下げてしまいます。

 

口腔内には、700種類以上数千億個の細菌が共生しています。

虫歯菌歯周病菌などの病原性を持つもの、口臭の原因となるカンジダ菌が繁殖することもあります。

 

いつまでも傷が治らないと、病原性細菌が体内に侵入するリスクが高まります。成人の7割以上が罹患しているとされる歯周病は、全身の疾患に関わることから、オーラルケアの重要性が再認識されています。

口腔細菌叢の乱れが腸内細菌叢の乱れを招く⁉

口腔から肛門まで続く消化管には、人体と共生する細菌がびっしり。

細菌叢の健康が人体の健康のカギを握っています

 

バランスの乱れた口腔細菌叢が、唾液と一緒に飲み込まれて腸に届くと、腸内細菌叢に影響を与えます。歯茎の炎症部位から血流に侵入することもあります。

細菌叢の乱れ_edited_edited.png

腸内細菌叢が乱れると、腸管バリア機能が低下して通過してはいけない分子や細菌が体内へ侵入し、免疫系を刺激し続けます。

これが慢性炎症を引き起こしてさまざまな疾患につながります。

口腔-全身結合ルート

口腔全身結合ルート.png

歯周病と糖尿病

歯周病による歯茎の炎症が続くと、炎症性サイトカイン(TNF‐α)の産生が増加します。

TNF‐αは、血糖値をコントロールするインスリンの働きを妨げるので、糖尿病が悪化します。

 

糖尿病の人は免疫力が低下しているので、歯茎の炎症が起こりやすく、歯周病がさらに悪化します。

このように、歯周病と糖尿病は互いを悪化させあう関係にあります

糖尿病患者が洗口液で口内を洗浄し続けると、糖尿病の病状が改善する傾向があります。

糖尿病.png

歯周病と動脈硬化

食生活や運動、ストレスなどの生活習慣病に加え、歯周病も動脈硬化の要因として考えられています。

 

歯茎の炎症部位から血管に侵入した歯周病菌は、血管の内膜に付着します。

免疫細胞は、侵入した歯周病菌を除去したり、壊れた組織を修復しようと働きます。

アテローム斑.png

その結果、戦い終わって死んだ免疫細胞や血管内のコレステロールがアテローム斑を形成します。

 

動脈硬化をおこした血管壁からは、高頻度で歯周病菌が見つかっています。

レッドコンプレックス_edited.png

歯周病とアルツハイマー病

アルツハイマー病患者の脳内から歯周病菌が高頻度で検出されていて、歯周病との関係が明らかになりつつあります。

 

歯茎の炎症部位では炎症を促進したり維持する物質が作られ、歯周病菌や歯周病菌が作る毒素とともに血流を通って脳へ移動します。

 

脳には血液脳関門*がありますが、慢性的な炎症血管の老化細菌毒素による透過性が高まり歯周病菌の侵入を可能にします 

 

*血液脳関門は、血液に含まれる物質の移動を制限することで脳の神経細胞を守る働きをしています。

アルツハイマー病.png

脳内に侵入した歯周病菌は、アルツハイマー病の原因物質のひとつアミロイドβを増やします。

 

歯周病菌やアミロイドβに対処するため、脳内の免疫系が過剰に活性化、慢性炎症に進展してアルツハイマー病の重症化を招きます

画期的なハイドロゲル製品

ソキットジェル.png

一生続くオーラルケアだからこそ安心安全な製品であるべきとの考えから、ビル・マカナリー博士は、FDAで医療機器として認証された食品成分だけで作った画期的なハイドロゲル製品を開発しました。(特許の詳細はこちら)

 

特長は以下の3点。

1.痛みを緩和する

2.汚染を防ぐ

3.治癒を促進する

1. 痛みを緩和する

外傷や感染、炎症による「痛み(疼痛)」は、神経細胞の侵害受容器や電位依存性ナトリウムイオンチャネルが刺激されることによって起こります。

細胞内にカルシウムイオンやナトリウムイオンが流入すると、電気信号が連続的に神経を伝わり、「痛み」と感じるのです。

 

水、マンノース多糖体、エッセンシャルオイルで作ったハイドロゲル*は、陽イオン(+)結合力を有し、傷口をコーティングすることで、カルシウムイオンやナトリウムイオンをゲル内に閉じ込めます

 

局所麻酔によるしびれを感じることなく、また、効き目が表れるまで時間がかかる内服薬と違い、数分のうちに痛みを緩和することができます

*ゲル濃度を調節することで患部に留まる時間を調節できます。

痛み緩和.png

2. 汚染を防ぐ

病原菌が傷口に留まる、あるいは体内に侵入すると、治癒が遅れるだけでなく全身性疾患につながる可能性があります。

 

一般的に、オーラルケア製品に使われている抗菌剤や防腐剤は本質的に毒性があるので、飲み込むのは危険です。

また、細菌を殺すだけでなく、治癒に必要な免疫細胞も傷つけ、結果的に治癒を遅らせてしまいます。

 

ハイドロゲル製品に配合されている植物由来のエッセンシャルオイルは、細菌、真菌、ウイルスを問わず、外膜を溶かして排除します

 

汚染を防ぐだけでなく、アロマテラピー効果も期待できます。

汚染防止.png

3. 治癒を促進する

傷の治癒には、傷口の細菌や壊死した細胞の除去から組織を元に戻すまで、さまざまな細胞が関わっています。その中で重要な働きをしているのがマクロファージです。

 

細菌や壊死した細胞を「食べる」マクロファージ(貪食細胞)マンノースを認識する特性があり、ハイドロゲルに配合されているマンノース多糖体が、より早くマクロファージを傷口に引き寄せます

 

マクロファージはまた、マンノース多糖体も「食べて」マンノース単糖へと分解し、様々な情報伝達物質を作るエネルギーや材料として利用します

 

食品成分だけで作られたハイドロゲル製品は、治癒に必要な細胞を傷つけるのではなく、栄養となって治癒を促進します

マクロファージ活性化2.png

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当サイト掲載の記事・写真・イラストなどの無断転写・転載等を禁じます

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