コロナ禍、3年経って思うこと
- AKIKO SAKAI
- 2022年9月15日
- 読了時間: 5分
最初に...
私はコロナワクチンを打っていません。
理由をこれから書いていきますが、打つ・打たないを強制するものではありません。
あくまでも私の感覚です。
私は某製薬会社にいたことから、mRNAを使った手法について研究が進んでいることは何となく知っていました。(退社した後に本格化した研究分野なので、何となくです😅)
mRNAワクチンは上手くいっていない。これが私の認識でした。
それが突然、新型コロナワクチンとして登場したではありませんか!
本当に開発は成功したのか?!
そんな思いで、私の免疫の知識と照らし合わせて世の中の動向を観察していました。
以下はNature ダイジェストの掲載された記事の抜粋です。
mRNA技術に関わる、研究者たちの争い、特許、金etc.
新規分野には必ずついて回る話です。
産業の誕生
2000年代後半までには、複数の大手製薬会社がmRNA分野に参入していた。2008年には、ノバルティス社とシャイアー社がそれぞれmRNA研究部門を設立している。ノバルティス社ではGeallが中心となってワクチン開発に当たり、シャイアー社ではHeartleinが中心となって治療薬の開発に当たった。同じ年にビオンテック社が設立され、2012年に米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が、産業界の研究者によるRNAワクチンやRNA医薬品の研究に資金提供を行うことを決定すると、他のスタートアップ企業も参入するようになった。最高経営責任者Stéphane Bancelが率いるモデルナ社は、mRNAを利用して体内の細胞に自分用の薬を作らせる研究の資金として、2015年までに10億ドル(1100億円)以上を調達した。この薬が実現すれば、タンパク質の欠失や欠損によって起こる疾患を治療できると期待された。残念ながらこの計画は頓挫し、同社は、よりハードルの低いワクチンの製造を優先することにした。
モデルナ社のこの決定は、多くの投資家や傍観者を失望させた。ワクチンプラットフォームは大きな変革や利益をもたらすものではないように思われたのだ。同社は2020年初頭までに、感染症に対する9種類のmRNAワクチン候補についてヒトでの試験を行っていたが、どれも大成功を収めたとは言えず、より大規模な治験に進めたものは1つしかなかった。
しかし、COVID-19が流行し始めると同社はすぐに動き始め、ウイルスのゲノム配列がネット上で公開されると、わずか数日でワクチンの試作品を作った。それからNIH 国立アレルギー・感染症研究所(NIAID;米国メリーランド州ベセスダ)と協力してマウス実験を行い、ヒトでの治験を開始した。これだけのことが10週間足らずの期間に起きたのだ。
ビオンテック社も総力戦で臨んだ。2020年3月にファイザー社(Pfizer;米国ニューヨーク)と提携すると、記録的な速さで臨床試験が進み、ヒトでの最初の試験から8カ月もしないうちに緊急承認を受けた。
新薬もワクチンも、ヒトでの臨床試験を経て承認されます。
臨床試験では、有効性はもとより、毒性や副作用などを最終確認して、ようやく承認です。
必死に開発してきたモノがダメになる。。。
製薬会社なら必ずぶち当たる試練です😭
しかし、コロナがパンデミックになったとみるや、緊急承認によって見切り発車です😨
しっかり評価していないのですから、効くも効かないも、安全かも危ないかも、誰にもわかりません。
製造者は原則最大2年の間に有効性を確認する臨床試験を行って、再度申請する必要があります。
もし、有効性が確認されなくても、ここまで使ってもらったのなら企業としては大成功です🙄
mRNAワクチンは確立された手法とは言えない。
これが私がコロナワクチンを信用していないひとつの理由です。
世の中は当初、ワクチンに期待している向きがありましたが、最近は国内外の専門家たちから危険性を訴える記事や動画が増えています。
本当はこのような反証はもっと前に行われるべきものです。
Nature ダイジェストの記事にあるように、mRNAの実用化は何年も前から模索されていたのですから。
日本でもコロナが問題になってきた2020年、山中教授たち専門家4人のテレビ番組があり、私はブログで取り上げました。
専門家であっても、結局は「自分の免疫をしっかり持ち続けることが一番大事」と言っていますが、彼らには損得関係なく、mRNAワクチンが新手法として確立する価値のあるものなのか、遺伝子を操作することは計り知れない危険をはらんでいるのかを検証して欲しいものです。
もう一つは、自分の免疫システムと照らし合わせた疑問です。
確かに、細胞にmRNAを送り込めばタンパク質は作られるでしょう。
コロナウイルスの場合は、スパイクたんぱく質に応答するはずの抗体情報を載せたmRNAです。
では、体は本来、ウイルスをどのように認識しているのでしょうか?
スパイクたんぱく質がウイルスの手であるとすれば、手だけを見てウイルスが入ってきた!と認識するのでしょうか?
ウイルスには体があり、足もあり、中身もあり、全部合わせてウイルスです。
それを丸ごと見て、食べて、消化して、情報を提示することで免疫システムは動きます。
最後にウイルス情報を記憶して、免疫を獲得します。
免疫システムは、生まれてから様々な微生物と出会うことで学んで(獲得)いきます。
敵は敵でなければなりません。
敵のようで味方のような、味方のようで敵のようなものは、学習の場を混乱させるだけです。
日本では乳児期から数多くのワクチンを接種させます。
安全性が確立されたものばかり...と思いたいですが、少なくともmRNAワクチンはありません。
一時的な抗体で、ウイルスと対峙する考え方はあります。
実際に、感染した人から採った抗体は重篤な患者を救いました。
これは治療であって、予防ではありません。
ワクチン接種はこの2年間で4回にも及ぼうとしています。
これは効いていると言えるのか? 素朴な疑問です。
冒頭に書いたように、私はコロナワクチンを接種しないと決めました。
決めたからにはやらなければならないことがあります。
自分の免疫システムをしっかりと保つことです。
そして、気を抜かずに感染予防をすることです。
重症化するのは高齢者や基礎疾患を持っている人だということもわかってきました。
これはコロナウイルスに限ったことではありません。
生活を見直すことで改善できる基礎疾患であれば、この機会に見直してみて欲しいと願います。
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